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【無料フル動画】澪つくし※ネタバレ・見逃し配信・最終回結末は?

【無料フル動画】澪つくし※ネタバレ・見逃し配信・最終回結末は?

NHKの朝ドラ「澪つくし」の1話から最終回結末までの見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャストや原作情報などを紹介したいと思います!

ハムレット
このドラマ「澪つくし」はNHK連続テレビ小説の第34作として、1985年度前期に放送された朝ドラで、沢口靖子さん主演です!

再放送やスペシャルも放送されて、伝説の朝ドラとも言われているのが「澪つくし」です!

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「澪つくし」のあらすじ・ネタバレ・予告動画まとめ

朝ドラ「澪つくし」は、大正時代末期から第二次世界大戦後にかけての千葉県銚子市を舞台に、醤油屋の旧家の娘であるヒロインと漁師の網元の長男との純愛を描くドラマです。

脚本はジェームス三木が担当。

作中でヒロインの実家の醤油屋は「陸者」、相手方の漁師は「海者」と称され、互いが反目しあうことで2人の結婚がなかなか認められないのは『ロミオとジュリエット』の構図であり、『毎度おさわがせします』『男女7人夏物語』(ともにTBS)といった作品が支持される時代に「いまどき、純愛なんて」と言われる中で、「どうしても和製『ロミオとジュリエット』をやりたい」としてあえて純愛物語を書き下ろした。

背景には、本作執筆にかかる少し前に脳腫瘍の手術を経験し人生で初めて生死の境をさまよう体験をしたことで、「自分がいちばん書きたい物語」を書きたいと思った、「人を愛することの美しさ、そして、震えるような切なさこそ、人間の永遠のテーマ」だと感じたと語っている。

タイトルの「澪つくし」とは、浅海を通行する船に対して、通りやすい水路「澪(みお)」を指し示すために立てた杭のことで、「澪標」と書いて「澪の串=杭」を意味する。

さらに、小倉百人一首で知られる元良親王の和歌「わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしてもあはむとぞ思う」などでよく知られる掛詞で、「澪標」と「身を尽くし」を掛けた古典文学上の故事にちなんでいる。

作品名は脚本のジェームス三木がつけたもので、「澪標」は三木が通った大阪府立市岡高校の校歌の歌詞にも含まれている。

ヒロインは、前年の第1回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した新人の沢口靖子が務めた。

公募されたオーディションでヒロイン選考に難航していた状況において、本作執筆中の三木は、たまたま見た映画『刑事物語3 潮騒の詩』(1984年7月公開)で「こんなカワイイ子見たことない!」と自身が気になっていた登場人物(沢口靖子)を、恋人の妹役あたりの出演者の一人にどうかと本作プロデューサーに助言したという。

映画をすぐに見に行ったプロデューサーは、ヒロインを沢口に決めたと三木に伝えたという。

新人の沢口のヒロイン起用に当たっては演出陣からチーフプロデューサーの中村克史に対し

「彼女は相当ヘタですよ。大丈夫ですかね?」

との懸念も寄せられたが、中村は

「いや、いいんだよ。だんだんうまくなるのをお客さんが楽しんでいるんだから、最初からうまかったら客は付かないよ」

と多少の強がりも含めて回答。

初めての連続ドラマで当初スタッフから「3行以上のセリフはやめてください」と言われるほど芝居はたどたどしく、また大阪出身で関西弁がなかなか抜けずに、母親役の加賀まりこら共演者から容赦ない指導を受けつつ撮影に臨んだが、駆け出しの若手女優が健気に懸命にがんばる姿は視聴者をハラハラさせ、やがて応援したい感覚にさせていったという。

作品が後半に進むにつれて沢口の演技もどんどん良くなっていって、家業を支えつつ二児を育てる母の風格も出てくるなど、ヒロインの成長に合わせて成長を見せていった。

朝ドラ「澪つくし」のあらすじ

昭和の初め、千葉県銚子は“陸(おか)者”と“海者”の世界に分かれて対立していた。

老舗のしょうゆ醸造店当主・坂東久兵衛(津川雅彦)とめかけ・るい(加賀まりこ)の間に生まれたかをる(沢口靖子)は、父に引き取られお嬢様として育てられていた。

やがて、網主の長男・惣吉(川野太郎)と恋に落ちるが、両家は対立する家柄だった。

古いしきたりをのりこえて育まれる2人の純愛。

そして、時代の嵐の中で天然醸造しょうゆのいのちを守り抜く旧家の人々の絆を描いた、波乱万丈、愛の旅路のドラマ。

朝ドラ「澪つくし」のネタバレ

大正15年(1926年)、銚子の浜で画家の絵のモデルをしていた銚子高女の女学生・かをる(沢口靖子)は、たまたま通りがかった青年漁師・惣吉(川野太郎)に指に刺さったとげを抜いてもらい、乙女心に淡いときめきを覚える。

このことがきっかけとなり、やがて相思相愛の間柄になったかをると惣吉だったが、二人の前には双方の家の壁が立ちはだかる。

当時、醤油屋と漁師とは犬猿の仲であり、妾の子とはいえ、銚子でも屈指の醤油醸造元「入兆」の当主・坂東久兵衛(津川雅彦)を父に持つかをると、何人もの漁師を抱える外川の網元・吉武一家の総領である惣吉とが一緒になることなど、到底考えられなかったからである。

「坂東家の娘として嫁に出してやりたい」という久兵衛の愛情から、卒業と同時に正式に認知されたかをるは「入兆」に引き取られ、時を同じくして和歌山から銚子へ移ってきた本妻や異母姉弟達と、同じ屋根の下で暮らすことになる。

だが嫁入りのための行儀見習いという名目で、かをるを女中同然に扱い、何かにつけつらく当たる女中頭のハマ(根岸季衣)や、気まぐれで何を考えているかわからない異母姉・律子(桜田淳子)に振り回され、時として涙する日々が続く。

半年後、辛い行儀見習の日々を経て、名実共に「入兆」の娘として扱われるようになったかをるの元に縁談が持ち込まれる。

ところが、諦めつつも絶ち切れない惣吉への未練を察した律子の策略で破談となり、これによってかをるは久兵衛に惣吉のことを打ち明ける羽目になる。

烈火のごとく激怒し聞く耳を持たない久兵衛や、事情を知らない周りの者達からの中傷に耐え切れなくなったかをるは、ついに「入兆」を飛び出し実母・るい(加賀まりこ)の元へ身を寄せる。

しかし、ある日ふいに訪ねてきた久兵衛の言葉に、娘に対する父親の愛情と、それがうまく噛み合わないことへの苦悩や寂しさを感じ取り、「入兆」へ戻る決心をする。

再び「入兆」で暮らしはじめたその矢先、今度は、かをるの正直な気持ちを知った惣吉が「入兆」へ訪れ、久兵衛にかをるとの結婚の承諾を申し込む。

しかし久兵衛は頑として会おうとせず、意を決した惣吉は来る日も来る日も、ずっと坂東家の門の前に立ち続ける。

そんなある日、かをるは律子が起こした思想犯への密通事件に巻き込まれて投獄され、警察の厳しい取り調べを受けることとなり、更にはそれが新聞沙汰にまでなってしまう。

律子のことは最後まで口をつぐみ、濡れ衣を着せられたまま釈放されて戻ってきたかをるは、すでに事の真相を知って頭を下げる久兵衛に、涙ながらに「ひとりだけ本当のことを話したい人がいる」と懇願する。

それでも首を縦に振らない久兵衛だったが、惣吉の母・とね(草笛光子)に助言を受けたるいの説得もあって考えを変え、ある日突然かをるに勘当を言い渡す。

一連の出来事で惣吉の人柄やお互いの一途な思いを知り、「入兆の娘」という立場から解放してやることで、事実上、惣吉との結婚を認めるという、久兵衛の苦渋の決断だった。

こうして、さまざまな困難を乗り越えて無事祝言を挙げ、正式に網元の親方を継いだ惣吉と新妻・かをるは、待望の新婚生活をスタートさせる。

だが、かをるの波乱万丈な人生はこれからであった。

浜での暮らしや人々に溶け込んでいく一方で、可愛がってくれた叔父である高神村村長と地元漁師たちとの間に勃発した騒擾事件に始まり、最愛の夫・惣吉の絶望的な状況下での遭難、そして惣吉とのことを完全にふっ切れないままでの再婚と、わずか数年の内に、かをるの人生は激しく流転していく。

惣吉の遭難から日にちが経ち、遺体が見つからないまま執り行われた葬式では、利根川丸の漁師達が無念さのあまり、弔問に訪れた久兵衛に筋違いな怒りをぶつけてこぜり合いが始まる。

その最中に倒れて病院へ運ばれ、惣吉との間の一粒種まで流産してしまったかをるは、これ以上吉武家には置いておけないと激昂する久兵衛や、かをるの体を心配するるい達によって、退院と同時に心ならずも「入兆」へ連れ戻されてしまう。

惣吉のことや吉武家への不義理を思って傷心の日々を送るかをるだったが、久兵衛、そして前妻の没後、正式に久兵衛の妻となったるい、律子や英一郎らに気遣われながら暮らすうちに少しずつ元気をとり戻し、悲しみを紛らわすかのように家業の手伝いに精を出し始める。

やがて久兵衛達の勧めもあって再婚した梅木との間にも双子の男の子を授かり、ようやく心穏やかな日々が訪れる。

しかしそれも束の間、ある日東京に住む律子から、死んだはずの惣吉と街で遭遇し、記憶喪失の状態で警察に保護されているという話を聞かされ愕然とする。

動揺しつつも駆けつけたかをる達の尽力で、過去の記憶を全て取り戻しはしたものの、今度はかをるが他人の妻となっている現実が受け入れられない惣吉。

そして、かつての相思相愛ぶりを知っているだけに、平静を装いながらも心中穏やかならぬ梅木。

その感情のくすぶりは、愛するがゆえにかをるの「今の幸せ」を疑う惣吉と、かをるの「惣吉への未練」を疑って荒んでいく梅木との間に確執を生み、再び坂東家と吉武家の対立にまで発展、かをるを激しく苦悩させることになる。

そんな中、時代は太平洋戦争へと歯止めなく突き進み、醤油の原材料の統制、従業員や夫の徴兵、そして空襲による悲しい別れと、戦時下での悲劇は「入兆」や坂東家ともまた無縁ではなかった。やがて終戦を迎え、かをるは・・・。

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「澪つくし」の撮影エピソード

ラッパの弥太郎を演じた明石家さんまは、立っているだけのシーンにもかかわらず、リハーサルへの参加を強制されることに腹を立て、リハーサルだけではなく本番もさぼった。

実際のシーンではトイレに行っていることとして処理された。

さらに、出演することに嫌気がさしてきたため、自分の役の人物を殺してしまおうと、脚本にないにもかかわらず、醤油樽の中に自ら落ちて自殺を図った。

樽から引き上げられた後、脚本を担当した三木から、さんまが演じた弥太郎のモデルは自分であることなどを打ち明けられるなど、コーヒー一杯で2時間あまり説教をされ、後には徐々に出演回数やセリフが減っていった。

また、撮影中にNGが出たときは、大物共演者へは何の注意もなかったが、当時新人の沢口だけがディレクターから何度も叱責された。

さんまが沢口の尻を触るシーンでは、沢口に配慮して最初触るふりだけをしていたのだが、沢口の演技に納得がいかないディレクターは本当に尻を触るように指示した。

しかしそれでも納得がいかなかったため、最後には尻を掴むようさんまに指示、何テイクも撮り直しをしたこのシーンが最も大変だったとさんま本人が述べている。

その影響からか、さんまは本作以降30年ほど、NHKの番組へはほとんど出演しなかった。

本作の出演者には、後の1987年の大河ドラマ「独眼竜政宗」にも出演した俳優が非常に多い。

代表的な出演者だけでも、沢口靖子が主人公・伊達政宗の長女(五郎八姫)役、桜田淳子が妻(愛姫)役、津川雅彦は徳川家康役、村田雄浩や鷲生功が伊達家家臣役、などである。

なお、「独眼竜政宗」の脚本も本作と同じくジェームス三木であり、語りも同じく葛西聖司アナウンサーである。

醤油屋を舞台とした本作で演出を担当した西村与志木は、8年後の1993年放送の連続テレビ小説第50作『かりん』で初めて連続テレビ小説の制作統括を担当した際に、作品の舞台として老舗の味噌屋を選んでいる。

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「澪つくし」のキャスト※ネタバレ含む

沢口靖子 役:古川(吉武)かをる

銚子屈指の醤油醸造元「入兆」当主の妾の子として生まれた。

幾多の困難を乗り越えながら、戦前・戦中・戦後を生き抜く本編のヒロイン。

偶然に出会った吉武惣吉に心惹かれてゆく。

銚子高女時代はバレーに熱中していた。

学校卒業後、「入兆」へ引き取られることになる(今でいう認知と同等の扱い)。

「入兆」では下働きから始まり、久兵衛の許しが出ると花嫁修業に励む。

初めて惣吉と2人きりで犬吠埼にて会う当日に千代が喀血してしまい、会うことが叶わず、1人悔し泣きする。

惣吉との再会が叶うも、互いのことを忘れるように言われてしまい、戸惑う。自身も身分が違うことは理解しているため、せめて「妹だと思ってほしい」と言って別れるも、同じ頃に見合い話が舞い込み、律子から焚き付けられる形で自分の気持ちが抑えられなくなってしまい、惣吉に会いに行く。

結納は律子によって破談となり、律子の嘘から久兵衛らを怒らせてしまうばかりか「入兆」での立場も悪くなってしまう。

一時期は耐えかねてるいの元に帰るが、訪ねて来た久兵衛の姿を見たことで決心して「入兆」へと戻る。

加賀まりこ 役:古川るい

かをるの実母。元々は「入兆」の小間使い。

久兵衛の妾としてかをるを生んで育てた。

「妾の本分」はわきまえており、万事控えめ。

かをるが幸せに嫁ぐことが何よりの夢である。

久兵衛の3人目の女・三隅照子とは「本分」を巡って気が合わない。

気が強く、かをるを父同然に叱り飛ばす。

かをるの女学校卒業後は千代の希望で身の回りの世話を請け負うも、ハマのイヤミに我慢が限界に達して辞退する。

千代が入院してからは、再び千代から頼まれて身の回りの世話をすることになる。

かをるの縁談が流れてしまったことには心を痛めるが、「入兆」から帰って来たかをるには戻るように諭す。

鷲尾真知子 役:馬場ツエ

古川家に住み込む小間使い。

おっちょこちょいで声が大きい。余計なひと言が多く、「すいません」が口癖。

るいが千代の世話係を降りてからは代わって通いで受け持つことになり、ハマからイヤミを言われることになる。

千代が喀血したときの発見者になり、またハマからはイヤミを言われるも小畑からは気遣われる。

桜田淳子 役:坂東律子

かをるの異母姉(坂東家の長女)。

先進的な女性を自負している。

ピアノが弾け、文学に詳しい。たとえ気性の荒い漁師相手でも強気に接する。

教養がある一方、皮肉や気まぐれに発言することも多く、男たちをあしらうつもりなのか、結局は振り回してしまう。

頑固な面は久兵衛に似ているが反発し合っている。

千代の控えめさにも内心では反対している。銚子に愛着はない。

かをるには「新しい女」になるようにと言った。

かをるら母子と初対面時には挨拶を無視していたのだが、なんの気まぐれか、急に古川家を訪ねて来て、かをるを連れ出す。

かをるが坂東家に引き取られて世話役を任されたときに顔を合わせたときには、また無視をしたり、振り回したりし、「お嬢様」ではなく「律子さん」と呼ぶように言いつける。

大学時代から水橋信吾と隠れて付き合っており、昼間に弾くピアノは夜中に逢うための合図であった。

ぎんらから勧められた見合いもわざと破談させたほか、水橋との交際がバレると、久兵衛らを怒らせてしまい、寝ずの番がつく軟禁状態となる。

なお、水橋との交際は本気だったようで、しばらくは気の抜けた生活をしていた。

水橋と交際中に小浜から惚れられていたが、さらに河原畑からも惚れられ、善吉にも意味深な言葉をかける。

見合いをするかをるには「移り気」と言い、かをるの煮え切らない態度に対し、小浜を利用して見合いを破談にしてしまう。

鷲生功 役:坂東英一郎

かをるの異母弟(坂東家の長男)。母親似の鷹揚な性格。

かをるの良き理解者。かをると顔を合わせると、すぐに「姉さん」と呼んだ。

惣吉の弟・善吉とは友人関係になる。かをる想いには気が付いており、たびたび、かをるに惣吉からの様子などを伝える。

久兵衛からは勉学に励むように言われているが、本人は乗り気ではない。

岩本多代 役:坂東千代

久兵衛の本妻(律子と英一郎の母)。おっとりした人柄。

妾である、るいを気遣う器量の大きさを持っている。

長年、和歌山に住んでいたが、久兵衛の提案で銚子へ移り住むことになる。

かをるに対しても優しく接するが、母親としての芯はしっかりしており、理想や新しさを追う律子をたしなめる。

肺を病んでおり、るいには自身が長くない旨を語り、律子らのことも託す。

律子と水橋の交際には大変ショックを受けたらしく、律子がこっそり水橋を追いかけようとするのを見て、普段の穏やかさからは変わって厳しく叱りつけた。

昭和2年、病状が悪化して喀血。翌日、町営病院へ入院する。

後日、実は自分が亡き後に久兵衛が再婚するのではと不安を口にし、あえて、るいに夫婦仲を見せつけていることを明かす。

手術が成功してからは比較的容態は安定し、正月には自宅で過ごせるまでに回復する。

かをるの見合いが流れたことを聞くと残念がっていた。

津川雅彦 役:坂東久兵衛

「入兆」の11代目当主。かをる・律子・英一郎の父。

律子の自由な振る舞いが悩みのタネである。

「醤油屋は醤油屋と一緒になるのが1番」と考えている。

律子の世話役をかをるがすることには大反対し、ハマを呼びつけて怒鳴った(律子もかをるも同等に扱いたいため)。

頑固ですぐ怒鳴る(律子から嫌がられている点であるが、元々は似た気性である)。

労働組合の結成には反対の立場。職人らの面倒見は良く、現場の意見を聞き入れる。

食事には差をつけずに職人と同じものを食べており、実は愛情深い好人物である。

律子と水橋の交際を知ると手切れ金を渡して水橋を追い出してしまい、律子にかをるとハマを番に付ける。

以降、律子と水橋の騒動は「前科」と呼んでおり、どこへ行くにも付き人を付けるようになる。

ようやくまとまりかけたかをるの縁談は律子に壊されてしまい、一時は寝込んでしまうほど落胆する。

重ねて、かをるの口から惣吉の名を聞いてしまったことで大激怒する。

川野太郎 役:吉武惣吉

外川の網元・吉武家の長男。口数は多くないが実直。

ツエ曰く「男の中の男」。乗組員からは「若旦那」と呼ばれる。

浜辺で絵のモデルをしていたかをると偶然出会い、その絵を買い求めた。

かをるが坂東家に行く前、また逢えるであろうことを告げた。

坂東千代が喀血した日、犬吠埼で1日中かをるを待っていたらしいが、その後、英一郎の口から見合いをしたことが語られるが、かをるを思っての嘘であった。

「漁師と醤油屋では釣り合わない」との考えから、かをるとは逢わないと告げるも、律子に焚き付けられて逢いにやって来たかをるの姿に想いが抑えられずに抱擁を交わす。

梅木や清次がかをるのことで乗り込んできた際には動じずに対等に話をし、母や船村に、かをるを嫁にすると宣言。

結婚を認めてもらえるよう、何度も「入兆」へと乗り込んで行く。

周囲の猛反対を押し切って愛を育んでいくが・・・。

たびたびかをるの夢にも登場する。

柴田恭兵 役:梅木健作

手代。幼い頃に久兵衛に拾われ、以来忠誠を尽くしている。

古川家に毎月の生活費を届けたり迎えに来る役目。

仕事もできて物腰も柔らかい。周囲からは真面目と評される。

自分のことなど、多くは語らないが、屈折した面もあって実は野心家。

小畑曰く「かをるに惚れている」。

根岸季衣 役:若林ハマ

坂東家の女中頭。夫には逃げられ済み。

坂東家には誰よりも献身的に仕えているが、それ以外の人間には無愛想で冷たい(初めて顔を見たツエからの印象も芳しくなかった)。

久兵衛からは「性格が暗い」と評されるが仕事ぶりは買われている。

千代に付き添い、甲斐甲斐しく世話を焼くも、自分を差し置いてかをる母子を気遣ったため、余計に面白くない様子。

かをる母子の存在を苦々しく思っており、るいと「入兆」で顔を合わせたときにはイヤミを言っていた。

久兵衛から、かをるの躾係を配されると、かをるが英一郎から「姉さん」と呼ばれるのがおかしいと言い、かをるが律子を「律子さん」と呼ぶのも気に入らない。

るいが千代の世話係になるとイヤミばかり言い、新たにツエが千代の世話係になると、こちらにも冷たく当たり、千代が喀血すると増してイヤミを言った。

かをるの見合いが破談になると「いつまで屋敷にいるつもりなのか」と再びイヤミを言ってくるも、誤解が解けると素直に謝罪した。

惣吉がかをるを訪ねて来ると、久兵衛に、かをるを嫁に貰うためにやって来たこと・印象は頼もしい青年であることを伝える。

明石家さんま 役:弥太郎

関西から流れてきたお調子者の職人。通称は「ラッパの弥太郎」。

喧嘩っ早く騒がしい。縁あって「入兆」で働くことになるが、商品にケチをつける、女中の尻を触るなど、しょっちゅう騒動を起こす。

職人の殿岡とは次第にコンビのようになっていく。

腕っぷしは強くない(口先ばかりである)が、将棋は強い。

寺泉哲章 役:水橋信吾

律子の大学時代からの恋人。通称は「広敷の男」。

革新運動家として活動しており、金銭的には苦しい立場にいる。

労働運動を起こすために「入兆」へと潜り込むが、律子との密会の場を小浜に見られ、告げ口されたことで久兵衛の知るところとなる。

久兵衛を「労働者から搾取する資本家達は如何なる人格者でも悪」と糾弾したものの、久兵衛の勢いに負けてか、手切れ金を渡され、そのまま追い出された。

のち、河原畑が読んでいた新聞に負傷者として名前が登場し、律子に手紙を出してくる。

村田雄浩 役:小浜敬助

「入兆」従業員。農家の三男坊。

口減らしで働きに出された。文学は好きらしいが内容が難しいものは避けがち。律子を好いている。

水橋の思想や運動に少しずつ理解を示していたが、本心からではなく、運動が成功すれば憧れの律子と結婚できると思っていたためである。

ある夜、2人の密会を目撃し、久兵衛にリークした。

律子が水橋と別れると、律子を呼び出してすべてを打ち明ける。

そのときに「軍人に向いている」と言われた言葉を真に受けてしまう。

かをるとの縁談に際し、律子に加担して芝居を打つ。

そして久兵衛の怒りを買ったことで「入兆」を追い出され、律子には「陸軍将校になる」と宣言して去って行く。

寺田農 役:古川清次

るいの兄(かをるの伯父にあたる)。弥太郎に劣らぬお調子者で失言も多い。

根は妹思い・姪思い。本職は樽職人で仕事柄「入兆」とも繋がりは深い。

かをるの幸せのためには「醤油屋へ嫁ぐのが1番」との久兵衛の考えに同調している。

不景気のために久兵衛に借金をしていることもあり、御用聞きのように扱われる場合もある。

久兵衛に命じられて吉武家に乗り込む形となり、一部始終をかをるに話したことで一時は拒絶されてしまう。

三ツ矢歌子 役:名取ぎん

久兵衛の妹。通称「高神の奥様」。村長である夫を誇りに思っている。

世話好きだが気位は高い。かをるとも面識はあり、律子以上に可愛がっている。

律子に見合いを引き受けるも台無しにされて憤慨する。

当初は見合いの順序にこだわっていたが、かをるに醤油屋「大茂」の見合い話を持ってくる。が、律子が嘘の密告をしたことで破談となってしまう。

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