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【無料動画】劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン映画の無料視聴方法!

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【無料動画】劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン映画の無料視聴方法!

大人気アニメの劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」映画の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報や過去放送回のことなどについてなどを紹介したいと思います!

ハムレット
圧倒的なクオリティと美しい映像世界を作り出し、テレビアニメ放送後、日本のみならず世界中で大きな反響を巻き起こした話題作。

2019年に劇場公開した、もうひとつの物語「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-」を本編ノーカットで地上波初放送!

自動手記人形として成長を重ねたヴァイオレットが、良家の子女のみが通う規律の厳しい女学校に通う新たな依頼主・イザベラの元へ教育係として雇われる。

次第に心を通わせる二人。やがてイザベラの過去の秘密が明らかに…。

だからこそ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をよりいっそう楽しむためにも何回でも観れるようにテレビ放送だけでなく、CMもなしの動画を楽しみたいですよね?

そのためにダイジェストではなくフル動画で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を楽しむために動画配信サービスNetflixについて紹介したいと思います。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の見逃し配信ももちろんNetflixなら見放題!

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」はNetflixのオリジナルコンテンツなので、Netflixのみでしか配信されておりません。

例えば、地上波テレビのドラマやバラエティ番組は、TVerやGYAO!などでも見逃し配信は見れますが、これらの配信サービスにはデメリットがあります。

それは、

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これらのデメリットがあるのですが、Netflixなら広告もなくアンケートもなく、また一週間しても動画が消えることなくしっかりと楽しむことが出来ます!

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劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のあらすじ・ネタバレ

依頼人からの手紙を代筆する職業「自動手記人形」として働くヴァイオレット・エヴァーガーデン(石川由依)。ある日、由緒あるヨーク家の娘・イザベラ(寿美菜子)の教育係として雇われることに。未来への希望や期待を失っていたイザベラだったが、ヴァイオレットの優しさに触れ次第に大切な存在へと変わっていく。ヴァイオレットが仕事を終えて帰る夜、イザベラは一通の手紙を託す。かつてイザベラは、エイミーという名で苦しい生活を強いられていた時、自分と同じ身寄りのないテイラーという少女を拾い妹として育てていた。しかし突然、ヨーク家の跡取りとするべく父親が迎えに来る。テイラーを守るため昔の名を捨て、ヨーク家の娘として生きることを決めたのだった。イザベラの思いを知りヴァイオレットはテイラーへの手紙を持ってイザベラの元を去っていく。

孤児院で暮らすテイラーのもとに手紙を届けたのは、C.H郵便社のベネディクト(内山昂輝)。手紙を受け取ったテイラーは孤児院を抜け出し、ヴァイオレットを頼って郵便社を訪ねてくる。しばらくの間、郵便配達人の見習いとしてC.H郵便社で働くことになったエイミーは、ベネディクトを「師匠」と尊敬するようになる。文字を読めなかったエイミーが、ヴァイオレットに手伝ってもらいながら姉への手紙を書きあげる…。

劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のネタバレ・感想

感想を難点と良点に分け評価しております。片方だけ読みたい方はスクロールお願いします。

【難点】

皆さんはヴァイオレット・エヴァ―ガーデンという作品をどう捉えているだろうか?

私はこの作品を「手紙と言葉を通じて他者を理解し、主人公も成長する物語」と捉えている。

作品自体が「手紙」、「愛」、「成長」にフォーカスしていることから私の認識は皆さんの思うものと大きくズレていないと思いたい。

例えば本編では毎話ごとに依頼人が登場して、自動手記 (手紙を書くこと) を通しその人生に触れることで、主人公も徐々に感情を知っていくシーンが幾度となく描かれてきた。

その上でこの映画の感想を書くと、どうしても最も重要な部分が欠けているように感じてしまった。
それを強く感じたのがギルベルト少佐とのラストシーン (海の上での再会) だ。

私は少佐とのラストシーンに物語の集大成として相応しいものを期待していた。具体的には、成長したヴァイオレット・エヴァ―ガーデンが少佐の過去や苦しみを理解し、成長した姿を認めてもらうといったものだ。

少佐の過去を理解することは、感情の欠けていたヴァイオレット (少佐と共に戦地に赴いていた頃) には不可能で、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンとして成長し感情を得た今だからこそ可能であると思った。

また、これまで少佐を追いかけてきたヴァイオレット・エヴァ―ガーデンにとって成長した姿を認めてもらう事は武器ではなく1人の女性として認めてもらう事であり、それをずっと望んでいたと解釈したためである (少佐は初めから武器と思っていなかったが、ヴァイオレットは物語冒頭を見て分かるように少佐にとって自分は武器であったと思い込んでいる)。

要約すると、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンとして成長した今だからこそ、少佐の抱えていた辛い過去や苦しみを理解でき、主従関係ではなく対等な関係で人生を歩むことが出来ると私は考えた。

しかし、実際に劇場で放映されたシーンは少佐が愛を語る一方でヴァイオレット・エヴァ―ガーデンは感動のあまり、うまく言葉が発せないシーンになっていた。これはこれでヴァイオレット・エヴァ―ガーデンが感情を前面にむき出す初めてのシーンとして大変素晴らしかったのだが、そのままの流れで結婚してしまうと結局、主従関係の延長線として結婚してしまったのではないかと考えてしまい少し腑に落ちない展開であった。

冒頭から続いたデイジー (アンの孫) やユリスの話も感動的であったが、尺としてはもう少し少佐編に回して、ヴァイオレットと少佐の対話を増やしても良かったのではないかと思った。

話としては綺麗にまとまったが悪く言うと綺麗に収めただけであって、肝心の「どのような対話を通じて他者を理解するのか」というこの作品ならではの最も重要なシーンが欠けているようで心残りだった。同じように感じている方いないだろうか。

【良点】
とにかく作画が綺麗。京アニの本気を感じた。
特に海の青色とか他の作品にはみられない突出した素晴らしさだった。

また、話の構成も丁寧でデイジー編、ユリス編、少佐編がそれぞれ独立しているように見えてしっかり繋がっている点が作り込まれていると感じた。時系列が行ったり来たりで少しややこしさは感じたものの、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの当時と後日談のようなもの同時に追う事が出来て満足だった。

噂に聞いていた冒頭10分で号泣の意味も理解する事が出来た。

デイジー編は本編のアンの話 (10話) の後日談で、アンの葬式を終えたデイジー (アンの孫) が当時送られた誕生日50年分の手紙を読んで、そこで自動手記を務めたヴァイオレット・エヴァ―ガーデンに興味を持つという入りであった。

10話は本編で最も感動した話だったが、まさか映画に持ってくるとは予想もしなかった。2回見たシーンだったが問題なく泣けた。割と全体的に本編未視聴の方にも優しい作りになっていたと思う。

また、便利になりすぎた現代社会との対比という点で強くメッセージ性があったと思う。
特に感じたシーンは2つあった。

1つ目はデイジーが手紙を書くシーン。

メールの普及している時代において、敢えて手紙で両親に想いを伝えるシーンがあった。
手紙で書くことのその大切さやより想いが伝わるという点が強調されていて現代の想いの伝え方について考えさせられた。

今や家族へのありがとうも、一世一代の告白でさえもメールやLINEといった電子機器で行える時代になった。そんな中で廃れる事のない手紙という手段はメールなどと違って、自分の字でかいて、封をして、郵送して、という具合に時間をかけて想いを伝えるわけだから電子機器を使った連絡よりも想いの伝わり方は全く違う。そんなことを考えさせられた。

2つ目はユリスの最期のシーン。
先程述べた通り、手紙は時間をかけて想いを伝える手段である。一方で、ユリスのように死が目前に迫る人の場合、他者と想いを通わせるには手紙では遅すぎることもある (やりとりしているうちに死んでしまう)。

そんな中で、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの本編では登場しなかった「電話」が初めて登場した。

ユリスは死に際であったが、親友に面会を許さなかったことを悔いていた。
手紙を書こうにも、もうそんな力はなく、また届いたころにはユリスが死んでしまう。そこで電話が登場し、ユリスの最後の心残りである親友との対話が果たされることになった。

デイジー編では「手紙」という古典的な方法により時間をかけて想いを伝える描写をした一方で、ユリス編では「電話」という近代的な方法により短い時間で想いを伝える描写があり、面白い対比だなと思った。

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金曜ロード「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」湖上を飛ぶシーンに反響

京都アニメーション制作のアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の特別編集版が29日、日本テレビの『金曜ロードショー』(後9:00~)で放送された。ファンの間で絶賛されたテレビシリーズ第7話の物語が展開されると、「湖の水面がきれい過ぎる…」「最高の映像美!」「ヴァイオレットが飛ぶシーン大好き!」などと作画の良さに感動・驚く声が出ている。

同作は、暁佳奈氏によるライトノベルが原作で、『第5回京都アニメーション大賞』小説部門で大賞を受賞し、2018年1月~4月にテレビアニメが放送。かつて「武器」と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、大戦終結後、相手の想いをすくい上げ、手紙を書く代筆業「自動手記人形」という仕事を通して描かれる、感情を持たない彼女が“愛”を知るまでの物語。

「必ず泣ける」と高い評価を得ている作品で、2020年に公開されたオリジナル新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、興行収入21.3億円のヒットを記録、日本アカデミー賞優秀賞も受賞。放送された特別編集版は、物語の序章にあたる第1話から第3話までと、名作と言われる第7話、第9話、神回と絶賛された第10話を中心に、作品の魅力を濃縮した内容になる。

第7話は、ヴァイオレットが湖の上を飛ぶシーンがあり、水面の動きや落ち葉、風景など美麗な作画が物語とともに称賛されている。そのシーンが流れると「水の上のヴァイオレット、めちゃくちゃ綺麗だった」「1番好きかもしれん。落ち葉を踏んで水面を飛ぶように歩くヴァイオレットちゃん」「ヴァイオレット綺麗過ぎる。好き。」「3歩は歩けてた…!ヴァイオレットちゃん…」などと感動の声があがっている。

なお、金曜ロードショーの公式ツイッターではこの神シーンについて「撮影監督曰く、7話の湖を駆けるヴァイオレットのシーンは「今までの集大成」とのこと。落ち葉1枚の絵をパーツごとに解体して、背景や手前にある木、水面なども別々になってる素材を3Dで作成、立体的なカメラワークを作っているそうです(Blu-ray/DVDブックレットより)」と伝えている。

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金曜ロード「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」放送経緯とアニメ放送への想い

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版」の「金曜ロードショー」での放送。

他局で放送され、アニメファンの間では有名ながらも「金曜ロードショー」で流れるには意外でもあった本作の放送決定には、発表当初から多くの注目が集まっています。

ご存知ジブリ作品や「ルパン三世」、「名探偵コナン」などでもお馴染みの「金曜ロードショー」のアニメ放送で、今何かが変わろうとしているのでしょうか。

「金曜ロードショー」プロデューサーの岩佐直樹さんと北條伸樹さんに、異例ともいえる放送実現の経緯や、本作をはじめとする近年のアニメ放送にかける想いを、前後編にわたり伺っていきます。

ーまずは今回、「金曜ロードショー(以下「金曜ロード」)」で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を放送することになったきっかけをお聞かせいただけますでしょうか。
岩佐:「金曜ロード」はゴールデンタイムの番組なので、アニメに限らず家族全員で楽しめる作品ということを大前提に放送作品を選択しています。

そこに加えて、近年アニメがますます盛り上がる中、誰もが知っている作品だけじゃなく、アニメファンには有名だけどまだ広くは知られていない、けど幅広く楽しんで頂けるような作品も放送していきたいと思ったのがきっかけのひとつです。

ー昨年7月に放送された「聲の形」への反響も後押しとなったそうですね。
岩佐:「聲の形」も同じ想いから、ある意味挑戦ではありましたが放送させていただいた作品でした。

人気の漫画原作や高校生の青春物語という間口の広さがあり、その上で京都アニメーション(京アニ)さんの手掛けるあの映像美ですので、まだ知らない層にもきっと楽しんでいただける作品だと思ったんです。

実際に反響も大きかったですし、その流れもありまして、今回同じ京アニさんの作品である「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の放送にも繋がりました。

ー同じ京アニ作品の中でも、今回「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が選ばれた理由は何だったのでしょうか。
岩佐:“まだ広くは知られていない”といっても、アニメファンに限らず、みてもらえれば老若男女問わずに感情移入ができて楽しめる、「金曜ロード」のいつものお客さんに届く作品なのかな、と思ったところがあります。

北條:それと「金曜ロード」で時々やっているリクエスト企画の中でも「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」がみたいという声が少なからずありまして、そうしたところからもニーズを感じていた作品だったんです。

ー今回は、劇場公開された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」に加え、テレビシリーズの特別編集版が放送されることも話題になっています。放送実現の経緯はどのようなものでしたか。
岩佐:「金曜ロード」ということで、最初は劇場公開された外伝を窓口のABCアニメーションさんから提案がありましたが、本作をみるからには、テレビシリーズをしっかりみてもらった方が視聴者にとっても映画にとってもいいんじゃないかと思い、京アニさんに監修を頂く形で、特別編集版の放送実現に至りました。

北條:実は自分は、外伝と、昨年公開された「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を先にみていて、テレビシリーズは後からみたという人間でした。

なので外伝も独立した作品として楽しめることはもちろん知っていたのですが、それでもやっぱりテレビシリーズをみてからの方が何倍も楽しめると、作品を100%の状態でみてもらうためにも、事前に特別編集版を放送したいと思ったんです。

ーテレビシリーズ→外伝→劇場版と発表されてきたシリーズの、今回は外伝までの放送となります。今後、今挙がりました劇場版も放送したいという考えはあるのでしょうか。
北條:もちろんあります。まだあくまで我々の、今後の希望という段階ではありますが、気持ちとしては「金曜ロード」の中でも、シリーズ完結までみてほしいという想いです。

ーこれまでも様々なアニメを放送されてきた「金曜ロード」ですが、番組におけるアニメの位置付けは、どういったものなのでしょうか。
岩佐:これまでの、ジブリ作品や「ルパン三世」、「名探偵コナン」シリーズなどの放送をみても分かります通り、アニメは元々「金曜ロード」の柱のひとつです。

加えて、自分は3年程前に「金曜ロード」の担当になる前、テレビアニメと映画事業部で、10年ほどアニメ製作の現場にいた経緯がありまして、個人的にもアニメで更に新しいことができたらな、という想いがありました。

そうして実際に「金曜ロード」にきてみると、北條をはじめ、アニメを盛り上げていこう、広げていこうというポテンシャルがあるのも感じましたね。

ーそのポテンシャルもあってか、今回の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をはじめ、アニメファンの間では最近のアニメ作品の放送ラインナップに新鮮さを感じるという声もあります。実際に、何か大きな方針の変化などがあったのでしょうか。
岩佐:いい作品があれば放送するというのは常にありますので、そういう意味では、むしろアニメ作品自体がここ最近充実しているのもあると思います。

とはいえ、「金曜ロード」の長い歴史でいいますと何かが大きく変わったという意識はなくて、そもそも「風の谷のナウシカ」を最初に放送した80年代とかも、今と同じ状況だったと思うんです。(※初放送は「金曜ロード」枠ではなく特別枠として放送)

当時から既に評価の高い作品ではありましたが、今と比べたらまだ一般的には宮崎駿監督のお名前も浸透していた訳ではありませんし、そうした中で、恐らく当時の担当たちが『これはもっと広くみてもらうべき作品だ』と思ったからこそ放送したんだと思います。

ー確かに、今となってはアニメファン問わず誰もが知っていますが、初放送は“そうなる前”に行われた作品でした。
岩佐:それでいうと、細田守監督の「時をかける少女」も、日テレで最初に放送したのは、「サマーウォーズ」の公開時に「金曜ロード」ではない枠でしたが、まだ「サマーウォーズ」がヒットする前の、一般的には細田守監督はまだまだ知られていないという中での放送でした。

「エヴァンゲリオン」シリーズも、「新劇場版:破」の公開時に前作「:序」を放送したのが最初ですが、主題歌や遊技機等で一般的な知名度もあったものの、作品としては今よりもコアな盛り上がりであったときの放送だったと思います。

そうしてそれぞれの時代で担当者が、単に有名かどうか、国民的・世界的かどうかではなく、作品として広くみてもらうべきものを放送してきた歴史があったと思うんです。

そして今、新たに広くみてもらいたい作品が生まれていて、それを「金曜ロード」からお届けしたいとなってきているんだと思います。

ー変化というよりも、むしろずっと番組の軸にある想いに基づいたラインナップだったのですね。そうして変わらないものがある一方で、配信の普及など、長年続く「金曜ロード」をとりまく環境は変化してきています。その中で、「金曜ロード」がアニメを広く放送する価値は、どのようなところにあると思いますか。
岩佐:配信が定着してきた中で、「金曜ロード」のように地上波でゴールデンタイムに放送させていただく意義って、レコメンド機能ともまた違う、普段だったらなかなか触れるチャンスのないような作品との出会いを提供できることかなと、これはアニメに限らずですが思っています。

その意味でも、今回の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は特別編集版から流させていただくので、本作を知らなかった人や普段アニメをあまりみない人にとっても、この放送が作品との出会いの場になったらいいなと思いますね。

ー現在公開されている『3分でわかる「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」』は、そうした本作を初めて知る方々への導入になっていますね。
北條:そうですね。また今回それを作って良かったのが、ファンの方が作品をオススメする際に『こういうのがあるよ』と、この動画を使ってくれて、そうやって活用していただけているのもすごくありがたいなと思います。

ー近年アニメのヒットにおいても、そうしたファンによるオススメ、いわゆる“布教”はかなり重要になってきています。今回の著名人による推薦コメント も、そうした点を意識された取り組みだったのでしょうか。
岩佐:今回、こちらがそれを狙ってお願いしたというよりは、そもそも自発的に作品を広めたいと思っていた皆さんが、「金曜ロード」での放送をきっかけにコメントを預けてくださったように感じました。

コメントをいただいた東野幸治さんも、ハライチの岩井勇気さん起点の、いわば布教を経ていろいろなところで熱く語るくらいハマられた方ですし。

あと、手前味噌と言われるかもしれませんが、日テレのアナウンス部の中でも、実はそうした布教の輪が出来ていることを知りまして、中島芽生を起点に、元々アニメファンの伊藤遼が『ほんとにいいからみて』と薦めた結果、普段アニメをみない水卜麻美がみて感動したというエピソードがあったんです。

今回コメントをもらった人達も、そうして誰かから薦められたり、その後『メイクさんに紹介しました』とか、みんなそうしたエピソードをもっていたので、むしろ推薦コメントを通して、こうして広がっていく作品なんだなというのを改めて感じましたね。

今回の「金曜ロード」での放送をきっかけに、それがさらに大きな輪になっていけばいいなと思います。

ーそうした取り組みや今回の放送に対する視聴者からの反応は、「金曜ロード」側としてはどのようにみていますか。
岩佐:元々「金曜ロード」でのアニメ放送は特にSNSとの親和性が高いと思っていたのですが、今回の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」への反応も既にすごく大きいです。

Twitterを中心に、放送が決まるとファンの人達が自ら『これ素晴らしいからみんなにみてほしい』と、どんどん情報を広げてくれているのを感じています。

そうした形で、ファンの後押しを受けながら作品を多くの人にみてもらえるのはすごく良い形だと思いますし、ありがたいです。

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アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の主な登場人物※ネタバレ含む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

声:石川由依

本作の主人公。金色の髪に青い瞳、玲瓏な声を持つ可憐な容貌をした少女。大戦中はライデンシャフトリヒ陸軍の女子少年兵であり、ギルベルト直属の部下として単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持っており、「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」の渾名で恐れられていたが大戦時の戦傷で両腕を失う。大戦後、後見人の一人となったクラウディアが経営するC.H郵便社にて、自動手記人形として代筆業をしている。少女兵時代にギルベルトに買い与えられたエメラルドのブローチを命に変えても惜しくない程大切にしており、常に身に付けている。両腕には義手を装着しており、普段はエヴァーガーデン家の奥方に貰った革手袋をはめている。女子少年兵として戦ってきた生い立ちのためか、感情の起伏に乏しく無表情が多い。誰に対しても敬語で話す。

アニメ版の初登場時は推定14歳。出生地や誕生日は不明。孤児で言葉も親も知らなかった(原作小説ではこの頃の彼女を「獣」や「化物」とも書かれていた)ため、ヴァイオレットという名前を陸軍時代にギルベルトによって花の女神の名前から名づけられた後、エヴァーガーデンという姓を後見人によってその一家のものを名づけられた。
ギルベルトのことを自身の命に代えても守りたいと思うほど、大切に思っている。

クラウディア・ホッジンズ

声:子安武人

C.H郵便社の社長。大戦中はライデンシャフトリヒ国陸軍の少佐(アニメでは中佐)だった。ギルベルトとは士官学校時代からの親友。親から女性の名前をつけられたことを気にしているため、クラウディアと名乗ることを嫌っている。人好きのする性格で情に厚い性格。実家はライデンシャフトリヒにて商家を営んでいる。女性との付き合いは幅広くあるようだが、特定の恋人を持とうとはしていない。

大戦中にギルベルトからヴァイオレットのことを頼まれており終戦後はヴァイオレットを家族のように見守っている。

ギルベルト・ブーゲンビリア

声:浪川大輔

ヴァイオレットの陸軍時代の上官。「ライデンシャフトリヒ陸軍特別攻撃部隊」の隊長(階級は少佐)で、独身。代々続く名門ブーゲンビリアの子息であり、当時は当主だった。兄にディートフリートを、原作では妹を持つ。25歳当時、兄に押し付けられる形でヴァイオレットを引き取り、道具や武器として扱えと言われるが、言葉も喋れなかった彼女を見守りながら、いつしか愛するようになる。

原作では、大陸横断蒸気機関車事件で伏せられていた生存が明かされ、ヴァイオレットと再会を果たす。外伝ではその後の2人も描かれている。なお、テレビアニメ版では最後まで安否不明の「未帰還兵扱い」となっており、原作のようなハッピーエンドの形にはなっていない。

カトレア・ボードレール

声:遠藤綾

C.H郵便社の自動手記人形。原作ではクラウディアやベネディクトと共にC.H郵便社の創設メンバーであり、年齢もクラウディアと同世代。天真爛漫な性格をしており、クラウディアのことは社長と慕い、ベネディクトのことは外伝にて恋心が明らかとなる。ヴァイオレットについてはとある行事をきっかけに、同僚としてではなく友人として見るようになった。元拳闘士で、握力だけなら男性よりも強く、噴進砲を投げ飛ばす腕力の持ち主。

アニメでは黒髪に紫の瞳、小麦色の素肌に豊満な容姿、人々を魅了する文章力で絶大な人気を誇り、指名が絶えない大人の女性として描かれている。本人曰く入社以前は踊り子だった模様。原作同様クラウディアに迫っており、第2話で、過去に男女の関係があったことが示唆された。

ベネディクト・ブルー

声:内山昂輝

C.H郵便社に勤めている配達員の青年。サンディブロンドにスカイブルーの瞳、ハイヒールブーツが特徴。原作ではクラウディアやカトレアと共にC.H郵便社の創設メンバー。カトレアとはしょっちゅう喧嘩をしている。ヴァイオレットには戦闘能力が高いと評されている。拳銃の使い手。クラウディアのことは「おっさん」と呼ぶ。

アニメではクラウディアと共にC.H郵便社を創設した仲で、社長や他の社員に対してタメ口を聞く。また、物語終盤では身体能力を活かしてヴァイオレットを危機から救う活躍も見せる。

エリカ・ブラウン

声:茅原実里

アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社の自動手記人形。アイリスより少し先輩。おとなしい性格ゆえに依頼主との対話を苦手としているため、トラブルに見舞われることもある。盲目の小説家・モリー・オーランドの小説に感動し、自動手記人形を志した経緯を持つ。第13話でベネディクトに恋していることが明らかになった。後にヴァイオレットの紹介でオスカーに弟子入りする。

アイリス・カナリー

声:戸松遥

アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社の自動手記人形。ライデンシャフトリヒ北東部の山村・カザリの出身。失恋のショックと働く女性への憧れから、村で一生を終えるよりも街に出て働きたいと字の読み書きやタイピングを猛勉強し、自動手記人形になるためにライデンに上京した経緯を持つ。

故郷にはエイモン・スノウ(声 - 稲垣拓哉)という幼馴染がおり、かつて思いを告白したことがあるが、幼馴染としてしか見られないとの理由で振られている。
名前の由来は誕生当時に咲き乱れていたアイリス。

ローランド

声:各務立基

アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社に勤めている配達員の男性。ギルベルトの死亡扱いの件で自室に引きこもっていたヴァイオレットに手紙を届け、共に手紙を配る過程で彼女が精神的に立ち直るきっかけを与える。

ネリネ

声:齋藤綾 / 劇場版 京田尚子

アニメオリジナルキャラクター。C.H郵便社に勤めている受付のブロンド髪の女性。晩年は博物館の案内係を務める。

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アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の用語

自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)

人間の肉声を文字として書き起こせる機械人形。活版印刷並びにタイプライター、そして機械人形の権威であるオーランド博士が視力を失った小説家でもある妻・モリーのために作ったものであり、安価に貸し出す機関も普及した。

上記から転じ、人形のように代筆業を行う人間のことも「自動手記人形」と称されている。特に終戦後の女性たちにとって社会で活躍する機会を得ると人気があり、自動手記人形育成学校も開校している。

アニメでは「オート・メモリーズ・ドール」という正式名での呼称はされておらず、省略した呼称「ドール」、または「自動手記人形」と呼称されている。

C.H郵便社(クラウディア・ホッジンズゆうびんしゃ / シーエイチゆうびんしゃ)

大陸南部のライデンシャフトリヒ国の首都・ライデンに社屋を構える私営郵便社。クラウディアが社長を務める。終戦後に軍を退役したクラウディアが発起人となり設立。創設メンバーにヴァイオレット、ベネディクト、カトレアが含まれる。一般的な郵便業務に加え、文字が書けない人や大事な手紙を送りたい人のために自動手記人形による代筆業務も受け持ち、社屋まで足を運べない人のための出張代筆も受け持つ。

大戦(原作版)

大陸戦争と通称される。本編開始の4年前に勃発し、大陸全土におよんだ。北側の不当貿易により南側が北上侵攻を開始し、それと同時にかねてより宗教問題で対立関係にあった西側と東側の宗教戦争が勃発する。元より北側と親交が深かった東側が北側に呼応し、それに対抗するように西側が南側と同盟を組んだ。
四者の戦いはインテンス最終決戦により南西側の勝利となり、北東は戦後賠償を求められた。

大戦(アニメ版)

北方戦役や西部戦争などの総称でもある。ライデンシャフトリヒ北東部の豊富な地下資源を巡り、北の大国・ガルダリク帝国が越境したことを発端に、やがてさまざまな思惑を抱いた周辺諸国も同盟軍として参戦する。南北二派に分かれて4年間も続いた結果、ライデンシャフトリヒをはじめとする南部側の勝利に終わったが、大陸の各地と人々の心に深い傷痕を遺し、和平を認めない一部の諸国の遺恨も残している。

北方戦役

4年前にガルダリク帝国が越境したことによって勃発した戦争で、大戦の発端。戦火の中、ディートフリートがヴァイオレットを拾い、少年兵として教育した。

西部戦争

大戦末期に勃発した戦争。それまで戦火の影響下になかったライデンシャフトリヒ西部の街・ヘルネが、戦線を突破されたことにより、多大な被害を受けた。当時、商用でヘルネを訪れていたルクリアの両親も死亡している。

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