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ゴシップ3話の見逃し配信と動画無料視聴方法!

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ゴシップ3話の見逃し配信と動画無料視聴方法!

フジテレビ木曜劇場のドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」の3話の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ・キャストや原作情報などを紹介したいと思います!

ハムレット
このドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」は、筋金入りの空気の読めない女が三流ネットニュースの編集部員に…!?フェイクなのは、彼らか世界か・・・。

完全オリジナルのネットニュース・エンターテインメントということで話題です!

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ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」3話のあらすじ・ネタバレ

現役高校生という以外は何もかもがベールに包まれ、10代から絶大な支持を集めている“覆面女子高生シンガー”AOIの正体を検証するという動画が急上昇ランキングの1位になっていた。AOIのことはまったく知らなかったが、その話題性に目をつけた凛々子(黒木華)は、AOIの正体を暴くと宣言する。

『検証動画・謎の覆面JKシンガーAOIの正体!?』というタイトルがつけられたその動画は、シルエットのみでピースサインをしているAOIと、ライブハウスのステージでピースサインをする女の子の画像を2分割で並べたものだった。顔はわからなかったものの、ともに特徴的なピースサインをしていることから、AOIではないかと話題になったのだ。凛々子は、動画のUP主に取材を申し込んだが、UP主もネットで画像を拾っただけで確かなことはわからないという。ただ、女の子が映っているライブハウスは下北沢にあるらしい。

凛々子は、椛谷(野間口徹)とともにAOIの所属レコード会社を直撃取材したものの、何ら情報を得ることはできず…。それにもめげず、動画に映っていたライブハウスへと向かう凛々子たち。そこでスタッフを待つ間、AOIのSNSアカウントを見ていた椛谷は、フォロワーの中に見覚えのあるアイコンを発見。それは、椛谷の息子・涼太(大西利空)のものだった。

凛々子たちは、ライブハウスのスタッフから、検証動画に映っていたのは青野郁(上國料萌衣)という女性だという情報を得るが…。

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ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」1話のあらすじ・ネタバレ

大手出版社『クスノキ出版』の経理部に所属する瀬古凛々子(黒木華)は、他人の気持ちを理解したり、場の空気を読んだりすることは苦手だが、この世界や他者を知りたいという欲求は強く、優れた洞察力を生かしてちょっとした矛盾や誤りを見抜く能力に長けた女性。経理部では、その厳しいチェックぶりから地獄の番犬・ケルベロスとも呼ばれている。そんな凛々子の能力を認め、彼女の協力で同期のライバルを蹴落として執行役員となった仁和正樹(安藤政信)は、凛々子にある仕事を命じる。それは、クスノキ出版が運営するニュースサイト『カンフルNEWS』の立て直しだった。

カンフルNEWSには、温厚で争いごとが苦手な放任主義の編集長・山田礼二(生瀬勝久)以下、凛々子と同期で、ひねくれていて口も悪いが人を丸め込むのが上手い根津道春(溝端淳平)、さまざまな女性と広く浅く付き合い、仕事は早いが中身の薄い男・下馬蹴人(野村周平)、『週刊カンフル』の元エース記者だったシングルファーザーの椛谷静司(野間口徹)、少年マンガ誌『ジャンクス』の編集部志望だった一本真琴(石井杏奈)が所属している。だが、その仕事ぶりはといえば、他社のニュースやブログ記事のコメントをコピペしただけの“コタツ記事”ばかりを発信しており、PVは月間50万程度、広告もろくにつかないというお荷物部署状態だった。

編集部にやってきた凛々子は、月間5000万PVという目標を掲げ、そのために「ゴシップで攻める」という戦略を立てる。そんななか行われた編集会議で、アイドルと人気声優の交際がうわさされるきっかけとなったあるクリスマスパーティーが話題に上がった。そこで、そのパーティーにはゲーム・アプリ会社『グリフィン・ラボ』の代表や社員たちも出席しており、彼らをパワハラ企業として告発するという投稿があることを知る一同。グリフィン・ラボは、美少女女子高生キャラたちと新幹線で全国を旅しながら疑似恋愛体験ができる“萌えゲー”で急成長した会社だった。下馬は、危険だという凛々子の反対を無視し、このパワハラの件で1本記事を書くよう真琴に告げるが……。

ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」1話のネタバレ・感想

「仕事はクズじゃない。クズなのは、そう思っている人」

新ドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(フジテレビ系)の主人公・凛々子(黒木華)の言葉が、胸に突き刺さる。経理部に所属していた凛々子が異動した先は、閉鎖の危機にあるネットニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部。このサイトで流している記事は、他社のニュースやブログをコピペしただけの“コタツ記事”ばかり。当然、編集部員たちも、「適当にやって、金だけもらえればいい」「こんなクズな仕事に、モチベとかやりがいなんて持てるはずがない」とやる気を失っている。そんな彼らに凛々子がかけたのが、冒頭の言葉である。

第1話は、凛々子が「カンフルNEWS」の編集部員に加わるところから始まった。「絶対に潰すな。お前があの部署を特別な場所にできた時には、分かることがきっとある」という仁和(安藤政信)との約束を胸に、凛々子は「カンフルNEWS」の立て直しに奮闘していく。どうやら、凛々子は仁和に特別な感情を持っているようだが、後々詳細が描かれていくのだろうか。ドラマ公式サイトの相関図では、「新卒採用の面接で凛々子の入社を推した」存在として紹介されていたが、もう少し深い関係がありそうだ。

凛々子が掲げた戦略は、PV数を伸ばすために、ゴシップで攻めていくこと。と言っても、大きなスキャンダルだけでなく、興味を引く噂話など、とにかくPV数が伸びそうな話題をアップしていく。人の弱みを握って、PV数を稼ぐ……。一見、タブーのように思えるテーマに、大胆に切り込んでいく作風が新しい。

ただ、バズる記事のためならば、どんなことでもいとわない凛々子にも信念がある。それは、取材や裏取りをしていない情報は配信しないこと。「カンフルNEWS」の記事は基本は匿名でアップされているが、凛々子は「顔を隠してネットの掲示板に書き込む人たちと同じ」と言い、「瀬古凛々子」の記名で配信をする。これは、「自分が書いた記事にはすべて責任を持つ」「むしろ責任を持てる記事しかアップしない」という彼女の信念の表れなのかもしれない。

だが、編集部員らは「大手がしょぼいニュースサイトなんて、相手にするかよ」と聞く耳を持たない。凛々子の忠告を遮り、ゲームアプリ会社「グリフィン・ラボ」をパワハラで告発するというSNSの投稿を記事化してしまうのだ。当然、「グリフィン・ラボ」は、名誉毀損で訴えると反撃をしてきた。しかし、書き込んだ張本人は、「グリフィン・ラボ」の評判を下げてくれた「カンフルNEWS」を“恩人”だと言うのだ。

誰かにとっての不利益は、また別の誰かにとっての利益にもなりうる。何が善で、何が悪なのか。現代のネット社会において、発信源であるメディアはどうあるべきか。また、情報を受け取る側も、正しい情報を見極めていかなければならない。SNSなどで気軽に情報を発信できる現在は、一億総作家時代とも言われている。軽い気持ちでアップしたものが、他者を追い詰めることにもなりかねないのだ。そのなかで、私たちはどう生き抜いていけばいいのか。本作を通して、じっくりと考えていきたいと思う。

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ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」2話のあらすじ・ネタバレ

凛々子(黒木華)は、早期退職した山田(生瀬勝久)に代わって、『カンフルNEWS』の編集長に就任する。突然のことに困惑を隠せない根津(溝端淳平)や下馬(野村周平)ら部員たちを尻目に、せっせと編集部内の仕事環境を整える凛々子。

その頃、世間では人気俳優の前橋恵一(武田航平)と元女優の妻・清瀬みさと(清水葉月)の離婚が話題を集めていた。ワイドショーで「円満離婚」と報じられているのを見た凛々子は、「別れるのに関係は良好。意味がわからない……ザワザワする」と言い出し、主演舞台が初日を迎える前橋の囲み取材に行くことに。根津たちは、『カンフルNEWS』が前橋の所属事務所だけでなく、ほとんどの芸能事務所から取材NGや出入り禁止処分をくらっているから取材は無理だと告げる。だが凛々子はまったく耳を貸さず、自ら取材に行って記事も書く、と言って出かけてしまう。

凛々子は、カメラマン役として半ば強引に根津を引っ張って前橋の公演先を訪れる。案の定、凛々子たちは取材を断られてしまうが、前橋のマネージャーが根津の大学時代の先輩・牧紗耶香(秋元才加)だった縁で、今回だけという条件で囲み取材への参加を許される。ところが、そこで凛々子は「二人の間で性的な結びつきはいつまであったのか?」といきなり前橋に切り出し……。

ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」2話のネタバレと感想

情報で溢れている現代社会。何かを選択する時、ついスマホを手に取る人は多いのではないだろうか。洋服を買うにも、食事の場所を選ぶにも、口コミをチェックしてしまったり。失敗せずにすむ便利な世の中になったのかもしれないが、時々妙に虚しくなることがある。とくに、ゴシップのタイトルにもあるゴシップ記事は、読んでしまうと心が荒むことが多い。だが、それでも世の中からゴシップが消えないのは、タイトルに釣られてクリックしてしまう人がたくさんいるからだろう。

閉鎖の危機にあるネットニュースサイト「カンフルNEWS」を立て直すためにやってきた瀬古凛々子(黒木華)が、「(PVを伸ばすために)ゴシップで攻める」と宣言した時、なるほど……と思った。このようにして、ゴシップ記事は生まれていくのか、と。仁和正樹(安藤政信)が放った「結局人間はさ、人間のことが知りたいんだよ。だから、この世からゴシップはなくならない」という言葉も、胸に突き刺さる。

第2話で描かれたのは、ゴシップの王道とも言える不倫騒動。元女優の妻・清瀬みさと(清水葉月)との円満離婚を発表した人気俳優の前橋恵一(武田航平)が、実は不倫していたことが報じられたのだ。お相手は、グラビアアイドルの鈴音(大原梓)。良きパパ、良き夫として売り出していた前橋は、もちろん大炎上。さらに、鈴音にまで売名疑惑がかかってしまい……。その一方で、不倫されたみさとは悲劇のヒロインと呼ばれ、世間から同情の声が集まった。

しかし、この騒動には“真実”が潜んでいたのだ。巧みなどんでん返しの連続に、画面を食い入るように見てしまった。第1話のパワハラスキャンダルも、「まさか」な結末となったが、今後もこのような形でストーリーが展開していくのだろうか。前橋の不倫騒動を仕組んだのがみさとで、裏で鈴音と手を組んでいたなんて。序盤には、想像もしていなかった。

本作を観ていると、ゴシップ記事の恐ろしさを痛感する。たったひとつのゴシップ記事が、誰かの人生を大きく狂わすことだってあるのだ。そんな状況を目の当たりにした真琴(石井杏奈)が、「こんな仕事、必要あります?」と言ってしまう気持ちも分かる。だが、凛々子が返した「必要なければ、淘汰されている。まだ存在しているということは、必要だということ」という言葉が、ゴシップ記事がこの世から消えない真意なのだろう。

それならば、私たちは必要な情報を、自分で取捨選択していかなければならない。前橋の不倫が報じられた時には、「家に清瀬みさとがいるのに、不倫するなんて最低だよ!」と言い放ち、真実が発覚すると、「女優は怖いね」と手の平を返していたコメンテーターのようにならないために。入ってきたゴシップをすぐに鵜呑みにして、善悪を裁いてしまうのは、あまりに恐ろしい。

だが、その裏にある“真実”は、気に留められないのが現実だ。なぜなら、またすぐに新たなゴシップが生み出されていくから。ネット記事を見る側の人間は、それでいいのかもしれない。ただ、ターゲットになったことで変わり果てた人の生活は、世間の関心が薄れたあとも続いていく。ネット全盛期を生きる私たちは、そのことを念頭に置いておかなければならない。

少しずつではあるが、本作が伝えたいテーマが露呈されてきたような気がする。凛々子のネット社会に対する想いも、さらに明かされていくのだろうか。ただ、まだ気になる点はたくさんある。謎の男・笹目(寛一郎)の正体に、凛々子と仁和の関係性。そして、いいムードになってきた根津(溝端淳平)との恋が発展していく可能性も……? まだまだベールに包まれている部分が多いだけに、今後の展開が楽しみだ。

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ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」のキャスト

黒木華 役:瀬古凛々子(せこ・りりこ)

ネットニュースサイト「カンフルNEWS」閉鎖の危機を救うべく、経理部から異動してきた。

洞察力に優れ、ちょっとした矛盾や誤りを見抜くことができる反面、人の気持ちを理解したり、場の空気を読むことが苦手な性格の持ち主。経理部では、社員の精算で納得のいかないものは徹底的に調べ上げ、次第に社員のゴシップまでも把握するように。その能力を買われて異動してきた「カンフルNEWS」編集部でも、PV数が伸びると信じたネタに対しては一切の遠慮や忖度(そんたく)なく斬りこんでいきます。そして、凛々子自身にも他人には話していない秘密と、虚実が入り混じるネットの世界に対してのある思いがあり、そのことは周囲の人間を巻き込んで、次第に大きなうねりとなって彼女自身を飲み込んでいきます。ネットニュース編集部という現代を象徴する職場を舞台に、仕事は完璧にこなしますが、秘密を抱え、謎めいた凛々子という女性を黒木さんがどのように演じるのか、是非ご注目ください。

黒木華のコメント

フジテレビ系ドラマで初主演を務めることについて
皆さんに楽しんでいただけるような作品になるよう、気負わず、いつも通り頑張りたいです。

台本を読んで感じたこと
ネットニュースにどういう風に切り込んでいくのか楽しみです。そして、瀬古凛々子という一人の人間が、真実に向かっていく様を共演者の皆さんと一緒に楽しみながら探していきたいと思います。

主人公の瀬古凛々子という女性のイメージ・印象
最初の印象では、どんな人なのかすぐにはイメージできなかったのですが、演出や作風という表現でどこまでも広げられる可能性があるキャラクターだと感じました。人間関係を築くのが得意ではなく、とっつきにくい凛々子がどうなっていくのか、私自身も楽しんで作っていけたらと思います。

溝端淳平 役:根津道春(ねづ みちはる)

「カンフルNEWS」の編集部員。
ひねくれていて口が悪い。しかし口八丁手八丁で人を丸め込むのがうまい人たらしでもある。今の世の中に諦めに近いものを感じていて、頑張る気力をなくしている。父親の影響で記者を志望しクスノキ出版に入社。晴れて「週刊カンフル」の記者になるが、29歳の時に自分が書いたスキャンダル記事がきっかけでトラブルが起こり心が折れる。それ以来、仕事は給料さえもらえればそこそこでいいという適当なスタイルに。「カンフルNEWS」になってからは、主に著名ライターのコラム連載やエンタメ関係のインタビュー記事などを担当。記事にPV数の伸びそうな煽りタイトルを付けるのが得意。「帰るのがめんどくさいから」と、ほとんど会社に住んでいる。仕事をサボってサウナにいることも多い。

野村周平 役:下馬蹴人(しもうま しゅうと)

「カンフルNEWS」の編集部員。
人懐っこく明るい性格。女子にモテる雰囲気を隠そうとせず、いろんな女の子と広く浅く付き合っている。「カンフルNEWS」では、スポーツ系の記事と、芸能人のSNSやYouTuber、TikTokerなどネット上の動向を記事にする【コタツ記事】を中心に担当。要領は良いため、仕事は早いが、記事の中身が薄い(本人にも自覚はある)。大学までサッカーをやっていた本人曰く「足はサッカーでさんざん使ったんで」。走ると足は速い。女の子にモテるのは本当だが、本気で恋愛する気はなく、結果的に広く浅くになっている。おばあちゃんっ子なので、たまに若者らしくない知識がポロッと出てしまう。

野間口徹 役:椛谷静司(かばたに せいじ)

「カンフルNEWS」の編集部員。
愛称「カバさん」。普段は根津と下馬とともに軽口を叩いたり大人の余裕を見せているが、そのため本心が見えづらい。たまにポロッと本心を語ると大人の哀愁が出る。30代までは「週刊カンフル」のエース記者でスクープを連発していたが、40歳の時に妻に逃げられ、離婚。シングルファーザーとして息子を育てるために出世争いから降り、主に生活情報を扱う「二折班」へ。「カンフルNEWS」になってからはグルメや料理レシピ記事、広告案件などを担当。息子は現在中学生。かつて担当した記事で取材した事件の関係者のことを今でも面倒を見ていたりと、表に出さないが人情の人である。

石井杏奈 役:一本真琴(いちもと まこと)

「カンフルNEWS」の新人編集部員。
コタツ記事や芸能人のゴシップなど下世話な話題ばかり扱う「カンフルNEWS」の仕事は世の中に何もプラスを生み出しておらず、くだらないと思っている。凛々子の少し前に新入社員として「カンフルNEWS」に配属されるが、他のスタッフは真琴に雑用を押し付けるだけ押し付け、ほとんど出社せず困惑。自分がこの中で一番まともだと思っている。クスノキ出版に入社したのは、少年マンガ誌「ジャンクス」の編集部に入りたかったから。現実主義的な考えの持ち主で、目立たずおとなしく過ごしていれば、いつか他の部署に異動になるのをひそかに期待している。ファッションやメイクも好きだが、漫画やアニメも好きで趣味によってSNSのアカウントを使いわけている。裏垢も持っていて、日々の鬱憤を吐き出すこともある。

生瀬勝久 役:山田礼二(やまだ れいじ)

「カンフルNEWS」編集部・編集長。
穏やかでのんびりした性格で、争いごとやもめごとはなるべく避けたい性格のため、「カンフルNEWS」に業績は上がらない。いまだにガラケーを使用している(使いこなせてもいない)アナログ人間。

一ノ瀬颯 役:矢部涼介(やべ りょうすけ)

クスノキ出版書籍編集部の編集者。
2021年入社の新入社員で、一本真琴の同期。父親がクスノキ出版の取引先である広告代理店の役員であり、明らかなコネ入社。あまりにも明解なため、本人も隠すことはしない。入社時の希望部署でもあった書籍編集部に所属しており、一年目にして著名な作家の担当を任され、順風満帆な社会人デビューを飾っている。同期の真琴に対しては、内定者時代から好意を寄せていて、自分が担当した本を貸しては話題を作ろうとするなど、健気にアプローチしているが、真琴にはあまり刺さっていない。希望の部署ではない「カンフルNEWS」編集部に配属された真琴の愚痴の、聞き役に回ることが多い。

安藤政信 役:仁和正樹(にわ まさき)

クスノキ出版の執行役員。
野心の塊。頭の回転が早くズル賢い。食えない存在。人事部時代に、新卒採用の面接で凛々子の入社を推した。お世辞が言えない凛々子は、採用面接においてもクスノキ出版の問題点をズバズバ指摘。他の社員は採用に反対するが、保守的で古い体質の会社を変えたいと思っていた仁和は「おもしろいじゃないですか」とフォロー。「事務方なら問題ないですよね?」と経理部に配属させる。

寛一郎 役:笹目虎太郎(ささめ こたろう)

フリーのカメラマン。朗らかで優しい性格で、お世辞の言えない凛々子に失礼なことを言われても笑顔を絶やさない。「正直に言ってもらってありがたいです」とニコニコしている。凛々子のスイッチが入り一方的に自分が好きなことを語り続けても笑顔で受け止めてくれる。ただ、その素性は謎。とあるきっかけで凛々子と出会い、以降、薬膳カフェ『黄実子』の常連客になる。

りょう 役:黄実子(きみこ)

薬膳カフェ『黄実子』の店長。
「カンフルNEWS」編集部のあるビルからほど近く、かつては『週刊カンフル』の記者たちもよく訪れていた。凛々子も、新入社員時代からの常連で、帰社ついでに立ち寄って夕飯を食べていくことも多い。気周りが良く、客が今どんな心身の状態かを見抜いて、その人のあった薬膳を準備する。変わり者と思われがちな凛々子の、数少ない理解者でもある。

編成企画・渡辺 恒也(フジテレビ編成部)のコメント

企画意図
ある調査によると、日本人の2人に1人が、“毎日必ずネットニュースを目にする”と答えるほど、ネットニュースは現代人の生活におけるインフラの1つになりつつあります。我々メディアで働く人間も、報じる側でもあると同時に報じられる側でもあり、“事実がありのままに伝わる”というシンプルなことがいかに難しいか、日々身に染みて感じています。本当とフェイクが入り混じるネットメディアの世界、なかには世の中から求められていないニュースもあるのかも知れませんが、“それを送り出す側の人はどんな思いで仕事をしているのだろう?”という思いから始まった企画です。

制作にあたっていくつかのメディアで働く方に取材をしていく中で、他のどんな仕事とも同じように、それぞれの生活や人生があり、携わる人の“思い”で成り立っている仕事なのだということがわかりました。誰かが本気になって世の中に発信したニュースが、たった1人でも人の気持ちを前向きに動かしたりすることがあれば、その記事は、新しい時代の人と人とのつながりを形作るロープのような存在になっているのかもしれません。コロナ禍によって人との距離を空けることを余儀なくされた今、ネットという対面ではないコミュニケーションを通して、他人とつながることの希望のようなものを伝えることができたらと思います。そして、画面の向こう側にある人の心を伝えるメディアで働く人々の、フェイクではない本当の姿を描いていきたいと思います。受け取っていただく方にいろんな楽しみ方ができるよう、社会派“風”のお仕事エンターテインメントであることを意識して、スタッフ・キャスト一丸となって制作していますので、2022年の幕開けとなる新ドラマ『ゴシップ』を、是非とも、楽しみにお待ちください!

起用理由
ネットニュースをテーマにしたドラマを作りたい、と考えた時に最初に浮かんだのが、“一切の遠慮や忖度(そんたく)なしでPV数を上げることを第一に考え、どんなことでもまず行動する人”が主人公だったら、面白いのではないか、ということでした。同時にこのキャラクターが、視聴者の皆様からも愛される主人公でもなくてはならない、ということを考えると、相当な表現力を持った役者さんでないとダメだな、と思い、たどり着いたのが、今回主演の瀬古凛々子役をオファーさせていただいた黒木華さんです。黒木さんは、“凛々(りり)しさ”と“しなやかさ”を兼ね備えた俳優さんだと思います。凛々子というキャラクターの心の中にある確かな“芯”と、人を巻き込んでいつの間にか動かしていく“魅力”が、黒木さん自身の姿に重なるところも大きく、今からどんな凛々子像が作り上げられていくか楽しみでなりません。これまでいろんな役を演じてきた黒木さんにとっても、瀬古凛々子が新たなハマり役となることを、期待しています!

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