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【無料動画】監察医朝顔2の見逃し配信!最終回結末までの無料視聴方法や動画倉庫

【無料動画】監察医朝顔2の見逃し配信!最終回結末までの無料視聴方法や動画倉庫

フジテレビの月9ドラマ「監察医朝顔2」の1話から最終回結末までの見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報やあらすじ、ネタバレ情報などを紹介したいと思います!

ハムレット
このドラマ「監察医朝顔2」の前作「監察医朝顔」はこれまでの月9ドラマの中でも大変評判が良く、視聴率もかなり良かったです。

今回の「監察医朝顔2」はその続編ということで、また大きな期待があります!

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この記事の目次

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ドラマ「監察医朝顔2」1話のあらすじ・ネタバレ

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学法医学教室に勤める法医学者。

野毛山署強行犯係の刑事である父親の平(時任三郎)、夫で、平の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也(風間俊介)、そして5歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)と一家四人、笑顔が絶えない幸せな日々を送っている。

ある朝、朝顔たちが朝食をとりながら話をしていると、ふいにつぐみが「弟が欲しい」と言い出す。

気まずい空気の中、仕事に出かける平と桑原・・・。

朝顔もつぐみを保育園に送り届けると、いつものように興雲大学へと向かった。

するとその途中で朝顔は、立体歩道橋で発生した群衆雪崩の事故現場に遭遇する。

大きなイベントが予定されていた近くのスタジアムで突然火災報知器が作動し、逃げようとしてパニックになった人々が立体歩道橋に殺到したために起きた事故だった。

朝顔が興雲大学へと急ぐと、法医学教室では安岡光子(志田未来)、髙橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、藤堂雅史(板尾創路)らもテレビのニュースで群衆雪崩の現場映像を見ていた。

20名が病院に搬送され、うち死者4名、意識不明の重体1名の大参事だった。

主任教授の夏目茶子(山口智子)は海外出張で不在だったが、法医学教室にはすぐに解剖の依頼が入った。

同じころ、平は、野毛山署強行犯係の森本琢磨(森本慎太郎)や山倉伸彦(戸次重幸)ら同僚や、県警の桑原、検視官の丸尾大作(杉本哲太)らと連携して、事故の原因を調べ始める。

だが、奇妙なことにスタジアムでは火災が発生していなかった上、現場では異臭がしたという証言もあり、実際に被害者の中にはけいれんや意識障害など、化学薬品を吸引したと思われる症状を訴える者もあった。

また、事故が起きる直前、金髪の男性が騒いでいたという複数の証言も得られていた。

あくる日、群衆雪崩で妻を失ったという金髪の男・佐藤祐樹が、事故現場でマスコミの取材に応じる。

そこで祐樹は、これは事故ではなく殺人だ、と訴え・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」1話のネタバレ・感想

『朝顔』は遺体の“生きた証”を探し出すヒューマンドラマ。

前作からメインキャストも続投。

朝顔が法医学者を目指すきっかけになったファンキーな上司・茶子(山口智子)も、優しくも厳格な祖父・浩之(柄本明)も、徹底した現場保全がポリシーな検察官・丸屋(杉本哲太)もそのまま。

なによりも、「万木」「桑原」と並んだ表札に、つぐみを中心とした何気ない日常、恒例だった朝の食卓の様子は、一貫して朝顔たちの生活を映し出してきた前シーズンと何らスタンスが変わっていないことに気付かされる。

『朝顔』におけるドラマの構成は、大きく分けて3つ。

1つは、つぐみのホームビデオとも言える心温まる朝顔たちの日常。

2つ目は朝顔は法医学者として、平や桑原は刑事として事件に対応する姿が描かれる。

朝顔の法医学者としての在り方は、遺体に対して真摯に向き合い、不詳の死にはさせないこと。

遺体を前にし「教えてください。お願いします」とささやく朝顔のセリフは、ドラマを象徴する言葉であり、彼女が愛情深く心優しい女性であることを表している。

3つ目が、ドラマのテーマの核でもある、2011年3月11日に起きた東日本大震災。

朝顔の母・里子(石田ひかり)は東北の仙ノ浦で被災し、今なお行方が分かっていない。

朝顔や平だけでなく、浩之にも里子を救えなかった後悔、無念は未だ消えずに残っている。

特別編では、平がいずれは仙ノ浦に住んで里子を捜すという思いから、東北の住宅情報誌を持ち、泊まりがけで再び仙ノ浦へと向かおうとしていた。

今クール第1話のタイトルバックは、朝顔が仙ノ浦駅のホームでにこやかな笑顔を浮かべる姿。

かつて、母親を助けられなかったトラウマとサイレンの音にホームにすらも降り立てなかった朝顔が見せる晴れやかな表情は、あの日から少しづつ前へと進んでいることを伝えている。

第1話では手を負傷してしまった平の代わりに、朝顔が東北へと向かう。

豪華なお寿司を用意して、朝顔を優しく出迎える浩之。

お土産はもちろん、愛する孫娘・つぐみの写真と手紙だ。

そして、朝顔は当時逃げ遅れた人々が集まっていたという沼の埋め立て予定地へ。

ゼロに等しい可能性でも生きた証を捜し続ける朝顔。

それは忘れないために、母親と向き合い寄り添う行為でもある。

また、第1話のラストには朝顔のナレーションで衝撃の展開も示唆された。

「今日、普通に生活していることがどれだけ幸せなことか。そのことを私はちゃんと分かっていると思っていた。それなのに、この時の私はまだ気づいていなかった。私たち家族に残された時間がそう長くはないことを」

2クールという長い物語の中で、この朝顔の思いがどのように意味を持っていくのか。

そして、その先には10年目を迎える3月11日が待っている・・・。

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ドラマ「監察医朝顔2」2話のあらすじ・ネタバレ

野毛山署管内のひと気のない空き地で、男子中学生の遺体が発見される。

休日だった朝顔(上野樹里)は、興雲大学法医学教室からの電話で目を覚ます。

朝顔が1階へ降りると、すでに平(時任三郎)が支度を終えていた。

ただちに現場に向かう平。

被害者は、14歳の矢野諒(池田優斗)で、死亡推定時刻は午前5時から6時ころ。

午前7時ころ、散歩中だった近隣住民が発見し通報したという。

遺体のみぞおち付近には、大きな皮下出血があった。

また、諒は野球のユニフォーム姿で、遺体の横にはグローブがあり、ボールが金網の上部に挟まっていた。

一方、桑原(風間俊介)は、朝顔に代わって娘のつぐみ(加藤柚凪)の面倒を見ることになった。

しかし、朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはご機嫌斜めで・・・。

朝顔は、藤堂(板尾創路)らとともに諒の解剖を行う。

諒は、みぞおち付近の内出血以外、目立った外傷はなかった。

解剖後のミーティングで、藤堂は、諒がみぞおち付近に強い衝撃を受けて心臓震盪を起こし、心停止に至った可能性を検視官の丸屋(杉本哲太)や、強行犯係長の山倉(戸次重幸)らに伝えた。

捜査の方向性を決めるために、殴られたかどうかだけでも断定してほしい、と強く主張する丸屋と、この段階では難しいとする朝顔たちとの議論がヒートアップする中、思わぬ知らせが入る。

連絡を受けて駆けつけようとしていた諒の父親が、階段から落ちて意識不明状態になってしまったというのだ。

諒には母親がいなかったため、身元の確認には祖母の咲江(柳谷ユカ)と、諒の双子の兄・一馬が立ち会うが・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」2話のネタバレ・感想

第2話の中心にいたのは朝顔(上野樹里)の一人娘・つぐみ(加藤柚凪)でした。

とは言っても、朝の食卓にも、1日の疲れを癒すお風呂の時間にも、いつも家族の中心にはつぐみがいる。

言い換えれば、物語の中心と言った方が正解かもしれません。

シーズン1から、つぐみは平(時任三郎)に幼稚園の送り迎えをしてもらっていたおじいちゃん子。

夜遅くに帰ってくることが多い桑原(風間俊介)はつぐみの面倒をなかなか見ることができていないことを気にしていました。

そんな時にやってきた朝顔の代役。

朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはすっかりご機嫌斜め・・・。

桑原が切り札として出したのが、つぐみが行きたいと言っていた水族館です。

つぐみはその言葉に何も言わず、スクッと立ち上がる。

「い~っ! ヒヒヒ! うわ~!」。

笑顔で水族館を走り回るつぐみ。

初めて見るエイの大きさに驚き、ショーではイルカと握手をして、プニプニの頭を触る。

桑原とつぐみのツーショット写真に、朝顔も一安心。

だが、その直後に訪れるつぐみの“おしっこ”に桑原は大慌て。

そんな珍しくも微笑ましい一コマが、家族にとってのかけがえのない時間です。

「今度はママと水族館行きたい」

「いいよ、行こう」

「じゃあ、明日!」

1日の終わりの何気ないやり取り。

朝顔は翌日、東北の仙ノ浦に向かう予定がありました。

つぐみにもきちんと伝えないといけない。

その場にいる桑原も平も、きっと思いは同じです。

朝顔はゆっくりとつぐみに向かって話し始める。

ママのママを捜しに行くこと。

つぐみが生まれる前に大きな地震が起きたこと。

大きな波にたくさんの人たちがさらわれてしまったこと。

ばあばも波に連れていかれてしまってどこにいるか分からないこと。

じっと母親の顔を見つめるつぐみに、朝顔は涙ながらに語りかける。

戦争の恐ろしい体験を今も後世へと伝える人々がいるように、我々は震災の記憶を途絶えさせてはならない。

今は全てを分からなくてもいい。

伝えることに意義があるのだと、朝顔の涙はつぐみを通して、我々視聴者に優しく語りかけているような気がした。

「早くばあばに会えるといいね」

平を見上げ話しかける純粋無垢なつぐみの一言は、里子(石田ひかり)を捜し続ける朝顔たちを照らす希望の光だ。

さらに第2話では、電話越しに初めて桑原の姉が登場した。

「相変わらずバタバタしてんな」

という桑原の言う通りにすぐ切れてしまう通話。

演じる人物はまだ明らかになってはいないが、その誰もが聞いたことある特徴的な声に、すでに発表になっている新キャラクターと、なんとなく察しはつくはずです。

また、第1話でもインサートされていた平の仙ノ浦への転出届、浩之(柄本明)が大事そうに仏壇に閉まってある里子の歯、衰えゆく浩之の食欲、最大の謎として幕を閉じたずぶ濡れの山倉(戸次重幸)と、多くの謎が第3話へと繋がれました。

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ドラマ「監察医朝顔2」3話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)たちが暮らす万木家に、野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)が突然訪ねてくる。

山倉は、平(時任三郎)が保育園でつぐみ(加藤柚凪)を引き取って戻るまで、雨の中、傘もささずに万木家の前に佇んでいた。

平が事情を聞こうとしても、泣くばかりで何も言わない山倉。

遅れて帰宅した朝顔や桑原(風間俊介)も、突然のことに困惑する。

朝顔が夕食の支度を整えたころ、ようやく落ち着きを取り戻した山倉は、事情を打ち明けるが・・・。

あくる日、朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)から電話で呼び出される。

朝顔が向かったのは、山梨と神奈川の県境にある田園地帯だった。

朝顔が、遺体が見つかったという小さな倉庫に案内されると、そこで丸屋と、神奈川県警から山梨県警に異動になった旧知の検視官・伊東(三宅弘城)がもめていた。

第一報は自分たちの方が早かったのだから山梨県警が調べる、と主張する伊東に対し、この件は神奈川県警がずっと追っていた、といって譲らない丸屋。

すると、伊東とともに現場に来ていた山梨医大の法医が、解剖の予定が詰まっていると言い出したため、この件は朝顔が調べることになる。

神奈川県警の刑事・西野(樋渡真司)によれば、遺体は農具倉庫で見つかり、第一発見者は所有者が亡くなったために調査に訪れた市の土木課職員だという。

遺体は完全にミイラ化しており、付近に身元を確認できるようなものもなかったため、年齢や死亡時期の特定は困難だった。

そして、奇妙なことに遺体はタキシードを身に付け蝶ネクタイをしていた。

そこで丸屋は、この遺体は重大事件の容疑者かもしれない、と朝顔に打ち明け・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」3話のネタバレ・感想

ずぶ濡れの山倉(戸次重幸)が朝顔(上野樹里)の家で泣き顔を浮かべるシーンで幕を閉じた前回。

その理由を山倉は鉄板を囲みながらゆっくり話し始める。

それは他県警から優秀な人材が野毛山署にやってくるという噂。

その人物が強行犯係の係長となり、自分は交通課か庶務課に異動になると山倉は泣き叫ぶ。

そんなことはお構いなしに、ウインナーに夢中のつぐみ(加藤柚凪)とその相手をする朝顔。

紫陽花が綺麗に咲く翌朝、茶の間に残されていたのは山倉の謝罪の置き手紙とお詫びにと作ったウインナーがいっぱいのパエリア、朝まで山倉に付き合って酔いつぶれた桑原(風間俊介)だった。

その噂の真相は、第3話の終盤で明らかになる。

「私、ステイでした!」

と嬉々とする山倉。

野毛山署にやってくる一人の影。

なんと姿を現したのは、山梨県警の検視官・伊東(三宅弘樹)だった。

配属先は神奈川県警捜査一課で職位は検視室長。

以前から犬猿の仲である丸屋(杉本哲太)よりも上ということで、すぐさま喧嘩が勃発してしまうという先が思いやられる展開だ。

ちなみに、「勢いだけで空回りしてしまうことがあり」と公式サイトのプロフィールに記載がある通りに、山倉のそのキャラクター性が前面に出た第2話~第3話だったと言える。

つぐみは保育園の遠足で“しおがりがり”こと潮干狩りへ。

第2話で朝顔はつぐみに震災の事実を伝えたが、そのことがつぐみを少しづつ成長させていたようだ。

朝顔は保育園の先生から、最近つぐみが年下の友達の面倒を見るお姉さんになっており、先生にもいい子にするとママと約束したことを話していたと知る。

大じいじこと浩之(柄本明)からの着信に代わりに出るつぐみ。

「この間、ママとしおがりがり行った」

というつぐみの会話に笑みを浮かべる浩之。

だが、その電話の目的は「本当に来なくていい」と仙ノ浦に帰ってくるのを拒む朝顔へのメッセージだった。

梅雨で搜索をする沼が増水しており危ないからと、朝顔とつぐみを心配するのは表向きの理由。

「じいちゃん、朝顔に黙ってたことがある」

浩之はハンカチに包んだ歯を見つめながら、朝顔にそう伝える。

第2話で朝顔に見られないようにそっと仏壇に閉まってある歯。

ハンカチに印字してあるその名前から朝顔の母・里子(石田ひかり)のものであることは間違いないだろう。

ここで物語の中で生きてくるのは、茶子(山口智子)が朝顔に話していた一言。

「知りたい事実。いや、知りたくない事実。人生、いろいろでございます」

第3話に登場した佳奈(佐久間由衣)はミイラ化した父が生前に残した事実に対して知ることを選び、前向きにそのことを受け止めた。

浩之が大事に持っている歯がいつのもので、それが生きた証であるかはまだ定かではないが、ずっと足踏みしていた物語を進展させる事実であることは間違いない。

さらに、第4話ではすでに発表になっていた新キャラクターの忍(ともさかりえ)と若林(大谷亮平)が登場。

2人ともいまだ多くがベールに包まれている。

予告では若林が茶子に近づく場面もあるが、注目はやはり忍の朝顔たちとの関係性だろう。

野毛山署の新人としてやってくる忍だが、第4話のあらすじには「万木家とも深い関わりのある」との記載も。

第2話では電話越しに初めて桑原が姉と会話をしていたが・・・その関係性はいかに。

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ドラマ「監察医朝顔2」4話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)が法医学教室に出勤すると、茶子(山口智子)から、車に閉じ込められているから休む、という電話が入る。

応対した藤堂(板尾創路)は、絶対嘘の言い訳だと言って気に留めなかった。

一方、平(時任三郎)は野毛山署で思わぬ人物と出会っていた。

万木家とも深い関わりのある、忍(ともさかりえ)だ。

そんな中、あるマンションの一室で、20代の若い女性の遺体が発見される。

女性はウェブデザイナーの坂井亜衣(椚ありさ)。

亜衣の姉・美優(高梨臨)から、妹と連絡が取れない、という電話を受けた大家が警察官を伴って部屋に入ると、ベッドに横たわって亡くなっている亜衣が発見されたのだ。

野毛山署強行犯係の刑事たちとともに現場に入った朝顔が遺体を調べると、亜衣は窒息したようで、首にはうっすらとひも状のもので絞められた痕があった。

しかし、大家が部屋に入ったときは、ドアや窓はすべて施錠されていたという。

密室殺人では、と色めき立つ森本(森本慎太郎)ら強行犯係の刑事たち。

事情聴取を受けた美優は、亜衣は交際相手に殺されたのだと思う、と証言するが・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」4話のネタバレ・感想

事前告知通りに、今回から新キャラクターの忍(ともさかりえ)と若林(大谷亮平)が登場する。

中でも注目は、『東京DOGS』(フジテレビ系)以来、11年ぶりの月9出演となる、ともさかりえ。

実は第2話にて桑原(風間俊介)との電話の中で、声のみ出演していたのが、ともさかだった。

役柄は、桑原の姉で、朝顔(上野樹里)の父・平(時任三郎)が勤める野毛山署強行犯係に“遅すぎる新人”として配属されてくる刑事。

長らく働いていた信用金庫を辞め、弟にも内緒だった夢の刑事に38歳でようやくなることができたのだ。

業種や管轄はそれぞれ違うとはいえ、同じ事件に親戚一同が関わる様子は野毛山署の面々からもツッコミが入るほどだ。

呼び方は弟とまぎわらしくなるので「忍さん」。

トレードマークのポニーテールに、スーツ、リュックサック、スニーカー。

夜のベンチであぐらをかいては、やっと登録した弟の番号に電話をかけ、刑事になったことを報告するという、少々がさつ・・・言い換えれば真っ直ぐな性格の人物だ。

新米刑事として現場検証、解剖、取り調べにも参加。

まだ空気の読めない細かいミスも目立つが、信用金庫勤務だったこともあり、礼儀正しさはピカイチ。

さらに配属初日とは思えない積極性は、山倉(戸次重幸)も驚きの表情を浮かべるほどだ。

中でも彼女の人柄が滲み出ていたのは、妹を助けられなかったことを後悔する美優(高梨臨)にそっと寄り添う忍の姿だ。

泣き叫ぶ美優の横にそっと立ち、「あなたが自分を責めることない」「あなたはこれからなんだよ」と優しく声をかける様子からは、刑事に本来必要な思いやりを感じさせる。

弟の妻で忍にとっては義理の妹にあたる朝顔とも波長はぴったり。

遺体と真摯に向き合い、真実を見つけだす朝顔の姿に忍が感化されるのも、また真面目で素直なキャラクター性を表している。

忍とともに新登場した若林は、茶子(山口智子)を夜の街に誘う謎の男性。

いまだ多くがベールに包まれている。

前回、進展を見せた朝顔の母・里子(石田ひかり)の生きた証については、仙ノ浦に帰った朝顔がついに浩之(柄本明)が大事に隠し持っていた里子の歯を見つける。

その一方で、桑原は「聖奈」という人物から「桑原さんに会いたい」というメッセージを受け取っていた。

さらに第5話では、新たなキャラクターの奥寺美幸(大竹しのぶ)が登場。

予告から、浩之と関わりのある人物のようだ。

また、土砂降りの雨の中、拳銃を発砲する桑原の姿も。

回を重ねる毎に一人ひとりのストーリーがゆっくりと進み始めている。

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ドラマ「監察医朝顔2」5話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を連れて、祖父・浩之(柄本明)が暮らす仙ノ浦を訪れていた。

そんな朝顔のもとへ、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。

朝顔が現場へ向かうと、何故かそこには丸屋(杉本哲太)の姿があり、岩手県警のベテラン刑事・佐山(才勝)ともめていた。

自宅で遺体となって発見されたのは71歳の甲田雅子。

8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだったという。

第一発見者はずっとひとりで雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。

佐山は、幼いころから知っている奈々子のことを疑うような丸屋の言葉に反発し、解剖に反対する。

だが、遺体は死後二日ほど経過しているにもかかわらず、奈々子が通報してきたのは今朝だという。

朝顔は、解剖を行うべきだと丸屋たちに進言する。

同じころ、興雲大学法医学教室では、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)らが、就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖を行っていた。

宍戸は、右太腿に刺さったガラスを自分で引き抜いたことが原因で、失血死したと考えられた。

だが平(時任三郎)は、宍戸の胸の傷が気になり、本当に事故かどうかもう一度現場を調べることにする。

北上医大で雅子の解剖を行うことになった朝顔は、光子と絵美(平岩紙)に協力を求め、現地に来てもらう。

一方、桑原(風間俊介)は、カフェで田村聖奈(中村里帆)という女性と会っていて・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」5話のネタバレ・感想

2クール続くシーズン2において、第5話は前半の大きな転換点となる回となった。

まずは物語のラストに急展開を見せた桑原(風間俊介)の発砲だ。

事の発端は、第4話にて聖奈(中村里帆)からの「会いたい」というメッセージに、桑原が「明日なら会える」と返信するところから始まる。

後ろめたい表情を浮かべながらも桑原は、聖奈とカフェで待ち合わせ。

次回予告によれば、交際相手の件で桑原は聖奈の相談に乗っていた。

その後、聖奈からの着信を経て、降りしきる雨の中「田村さんどこですか?」と聖奈を捜すラストシーンへ。

ずぶ濡れの聖奈に、桑原は「その銃を捨てなさい。銃を捨てろ!」と叫び発砲。

聖奈はその場に倒れ込み、次回、遺体となって見つかることとなる。

すでに予告にて明らかになっているように、聖奈の背後には交際相手の男性がいた。

桑原はその男に向け発砲。

しかし、弾丸は彼女の頭に向けて飛んでいった・・・かもしれないというところだ。

それらの真相は、第6話で突き止められていくことになるだろう。

聖奈からの着信に出ず、思い詰めた表情の桑原に気づき、「気をつけてな。いろいろと」と助言をしていた平(時任三郎)がきっと彼の気持ちにそっと寄り添ってくれるはず。

驚愕の展開を見せる事件の裏で、ゆっくりと動き出していた母・里子(石田ひかり)の物語も大きな進展を迎えていた。

そっと仏壇に閉まってある歯は、以前、里子の手袋が見つかった場所で浩之(柄本明)が見つけた生きた証。

その歯を浩之は里子のものであると信じていた。

いや、思い込もうとしていた、の方が正しいかもしれない。

「調べたくないんだ。もうこれでおしまいにしたい。俺が死ぬまで調べるのを待ってくれないか。頼む」

浩之は朝顔(上野樹里)にいつまでも頭を下げる。

震災から9年。

平は迫る定年を前に辞職願を出し、仙ノ浦への移住を決めている。

それぞれの心にある里子という存在。

今もなお捜し続けるのは、娘/妻/母のため、その存在を忘れまいとする自分のため。

捜し続けるのを是とする考えもあるが、朝顔が話すように里子本人にしてみれば、残されたものには楽しく笑って過ごしていてほしいのかもしれない。

幾度も2人で里子を捜し続けた平が、浩之とどんな会話を交わすのか。

これからの行く先はきっとそこにある。

ほかにも、第5話では里子に世話になっていたという美幸(大竹しのぶ)が新登場した。

殺人事件の容疑者となった桑原。

その影響から解剖を外される朝顔。

家族に再び平穏な日常は戻ってくるのか。

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ドラマ「監察医朝顔2」6話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原(風間俊介)のことを心配していた。

テレビからは、昨夜発生した、警察官殺害事件のニュースが流れていた。

犯人は、警察官を襲って拳銃を奪い、現在も逃走中だという。

そこに、仙ノ浦を訪れている平(時任三郎)から電話が入る。

桑原のことを聞いた平は、聞き込みや検問で徹夜なのだろう、と言って朝顔を安心させる。

同じころ、野毛山署管内の港には、神奈川県警の捜査員たちが集まっていた。

横たわっている遺体は、桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)。

彼女は、拳銃で頭を撃たれていた。

神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は、事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示する。

そこに山倉(戸次重幸)ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけた。

しかし山倉らは、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。

警察官殺害事件の影響で保育園が休みになってしまったため、朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて法医学教室へ出勤する。

藤堂(板尾創路)と絵美(平岩紙)も、小学校が休校になったために息子を連れてきていた。

するとそこに、緊急の解剖依頼が入り、朝顔が解剖を行おうとした。

ところが・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」6話のネタバレ・感想

「きっと、桑原が犯人なんてことはない」

安易な視聴者の予想を裏切り、物語は桑原(風間俊介)が聖奈(中村里帆)を射殺した(?)という衝撃の結末で幕を閉じる。

桑原は交際相手の件で相談に乗っていた聖奈に呼び出され、雨降りしきる港に到着。

彼女の後ろには、ある男性が拳銃を構えており、桑原は彼の右足に発砲。

その男性が撃った銃弾は聖奈の頭を撃ち抜き、彼女は死亡・・・というのが桑原の証言であり、我々が目撃した現場の一部始終のはずであるが、解剖の結果、聖奈は正面から射撃されていた。

正面に立っていたのは桑原。

そして、交際相手であり彼女を撃った犯人だと桑原が主張していた桐谷(坂本慶介)は、聖奈が亡くなるより前に死亡していた。

皮肉にも桐谷の解剖を担当したのは、妻の朝顔(上野樹里)だ。

第7話では、「桑原容疑者」と呼ばれる彼の嫌疑を晴らすため、新たな真実を見つけようと朝顔たちが奮闘する。

第6話で対象的に描かれていたのは、桑原を取り調べる監察官・五十嵐(松角洋平)との対峙と、夫/弟の無実を信じて待つ朝顔と忍(ともさかりえ)の姿だった。

高圧的な態度と鋭い眼光でじっくり、じっくり取り調べを進めていく五十嵐。

その姿は冷徹で、何度も同じ質問を続ける様子はわざと相手を弱らせているようにも思える。

まるで獲物を狙う蛇かのように。2日間に渡る詰問と、罪のプレッシャーから思いつめた表情を見せる桑原。

着替えの差し入れにやってきた山倉(戸次重幸)に、桐谷が犯人だと告げるが、それを上回る剣幕で桑原を怒鳴りつける五十嵐。

文学座所属の舞台俳優・松角洋平の凄みが存分に発揮された瞬間だ。

しかし、桑原も負けてはいない。

雨で何の物証も残っていない中、桐谷は現場にいたのだと主張する風間の目の輝きは、桑原の揺るぎなき正義感を強く感じさせる。

連絡すらもできない桑原の帰りを待つ朝顔に寄り添うのは、同じ妻という立場であり法医学教室の藤堂絵美(平岩紙)、そして弟を心配する忍だ。

梅酒のソーダ割りを片手に、縁側で桑原の思い出話を共有する朝顔と忍。

「真也」と呼ばれる桑原がなんだか新鮮だ。

「朝顔ちゃん。大丈夫。真也は絶対やってない」。

ニッコリと笑みを浮かべ頷く忍に、朝顔は優しく励まされる。

思いやりとともに、真っ直ぐなところは姉弟で似た部分だろう。

そんな2人の思いも虚しく、桑原は射殺の容疑をかけられてしまう。

「桑原射殺事件編」は一体どこまで続いていくのか。

さらに、移住先の物件を見に平(時任三郎)は再び仙ノ浦を訪れていた。

朝顔からも聞いていた里子(石田ひかり)と思わしき歯を目の当たりにする平。

咳き込み、食事もなかなか喉を通らなくなってきた浩之(柄本明)からは、近いうちに入院すること、代わりに家に住んでほしいと提案される。

次週、第7話では第1章が完結。

予告では、「じゃあ、行くから」と平が旅立つシーンもある。

朝顔が辿り着く真実、万木家の運命は果たして。

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ドラマ「監察医朝顔2」7話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)の夫で、神奈川県捜査一課の桑原(風間俊介)は、田村聖奈(中村里帆)を射殺した容疑で監察官の五十嵐(松角洋平)から厳しい追及を受けていた。

桑原は、聖奈を撃ったのは交際相手の桐谷大和(坂本慶介)だと主張。

自分は、聖奈の背後から彼女に拳銃を向けた桐谷の右足を撃ったと証言した。

だが、その桐谷が焼死体となって発見され、解剖の結果、聖奈が射殺されるよりも前に死亡していたことが明らかになる。

桐谷の解剖を行ったのは朝顔だった。

朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)に頼み、桐谷の遺体が見つかった現場を見に行く。

だが、それを知った五十嵐は、朝顔の元を訪れると、丸屋をこの事件から外したと告げる。

妻が夫のために記録を改ざんしないとも限らない、というのだ。

続けて五十嵐は、拳銃を撃ち慣れていない桑原の手元が狂った可能性は本当にないのか、と朝顔に問いかけた。

それに対して朝顔は、どんな結果になろうとも自分の解剖に私情を挟むことはない、としながらも、担当を外れることを了承する。

一方、野毛山署の山倉(戸次重幸)らは、事件の発端となった、警察官が拳銃を奪われた現場周辺の防犯カメラ映像を手に入れる。

平(時任三郎)が手配したものだった。

さらに平は、ある人物に会って欲しいと山倉に頼む。

しかし、法医学教室も、野毛山署の刑事たちも、桑原の無実を証明できるような新たな証拠を見つけることはできず・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」7話のネタバレ・感想

「桑原射殺事件編」は真犯人が逮捕され、桑原(風間俊介)の嫌疑が晴れる結果となった。

そこには監察官・五十嵐(松角洋平)からの厳しい追及に耐えた桑原の覚悟、遺体に残された真実を見つけ出した法医学教室の面々、真犯人の捜査に尽力した野毛山署の刑事たち、そして親族という理由により担当から外された朝顔(上野樹里)と忍(ともさかりえ)らの桑原を信じて待つ姿があった。

「悪意のない悲しい事故だったのかもしれない」

五十嵐によるデリカシーのない言葉からのストレス、寝ずの研究からの疲れもたたり、珍しく平(時任三郎)に当たってしまう朝顔。

それほどまでに張り詰めていた緊張感は、真犯人の逮捕で一気に解ける。

朝顔の元に桑原が走ってくる「ただいま」「おかえり」以降は、再び万木家の平穏な日常が描かれていく。

昨日が結婚記念日だったことを悔やむ桑原に、忘れていたことをさりげなくごまかす朝顔。

「来年も再来年もまた祝えばいいでしょ」と朝顔は桑原に笑顔で誓う。

気づけばこの2人が揃うのは2週間ぶりだ。

桑原は何も言わずに朝顔の手をぎゅっと握る。

桑原の帰りを待っていたつぐみ(加藤柚凪)はパパの胸に飛び込み、平はろくなものを食べていない桑原へご馳走にと鰻を準備して待っていた。

時は経ち、平が仙ノ浦に旅立つ前日。

夕飯は平が作った自慢のカレーライスだ。

縁側で線香花火を見つめる朝顔とつぐみに、平は桑原に缶ビールを差し出し「いろいろ頼んだぞ」と声をかける。

就寝前、平は形見でもある里子(石田ひかり)の手袋を朝顔へと託した。

翌日、平が仙ノ浦に向かう電車の時刻は正午。

朝顔は炎天下の中、東北に向かう平にササッと食べられる素麺を茹でる。

「駅前のスーパー、明日刺身特売だって」

「じゃあ、買わないと」

「トイレットペーパーも安いみたい」

「ふーん。でも、まだあるからそれは、いいよ」。

そんな何気ない会話から、平が刑事になるきっかけとなった『太陽にほえろ!』のビデオテープが里子によって上書きされていたかもしれないというほんわかエピソードを挟み、平は仙ノ浦へと向かっていく。

平の背中を見て、朝顔の脳裏にフラッシュバックするのは母・里子の最期の姿。

「すごく胸騒ぎがした。このまま二度と会えなくなるような気がして」

朝顔のナレーションを聞いて思い出すのが、シーズン2の第1話のラストで投げかけられた

「今日、普通に生活していることがどれだけ幸せなことか。そのことを私はちゃんと分かっていると思っていた。それなのに、この時の私はまだ気づいていなかった。私たち家族に残された時間がそう長くはないことを」

という朝顔の衝撃の言葉。

これらの朝顔のナレーションを踏まえると、何気ない会話も必要以上に意味を持ってくる。

「俺、刑事を続けたい」

心配する朝顔にそう伝えていた桑原は、長野への異動を命じられていた。

次回、第8話より新章「孤独編」がスタート。

朝顔はつぐみと2人暮らし、桑原は単身赴任となり、平は仙ノ浦に移住、と家族が離れ離れに。

さらに、法医学教室の新しい仲間として、牛島翔真(望月歩)も新登場する。

『監察医 朝顔』は新たな局面を迎える。

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ドラマ「監察医朝顔2」8話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)が所属する興雲大学法医学教室に、新しいアルバイト学生として、医学科3年の牛島翔真(望月歩)が加わった。

藤堂(板尾創路)や高橋(中尾明慶)は、また辞められたら困る、という理由から、何かと牛島に気を遣っていた。

一方、長野県警への異動を命じられた桑原(風間俊介)は、非番だった姉の忍(ともさかりえ)に手伝ってもらい、これからひとり暮らしをするマンションで荷解きをしていた。

朝顔と結婚し、万木家で暮らすことになったときの思い出に浸る桑原。

忍は、そんな桑原に対し、ある忠告をする。

そんな折、法医学教室に解剖の依頼が入る。

海岸の岩場に倒れているところを釣り人が発見した、60代後半と思われる男性の遺体だった。

崖の上に男性のものと思われる靴がそろえてあったことから、自殺の可能性が高かったが、身元がわかるようなものはなかったという。

解剖を手がけた朝顔は、死因は頭蓋骨陥没による失血死と判断するが、遺体の手と爪に褐色森林土と石灰が付着していたことや、全身を骨折している中で右手の中手骨が折れていることが気になっていた。

何かを殴って折れた可能性も考えられたからだった。

朝顔は、男性のワイシャツに付着していた血に、相手の血が混じっているかもしれない、と検視官の伊東(三宅弘城)に告げる。

ほどなく、教授会を終えた茶子(山口智子)が法医学教室に戻ってきた。

が、朝顔から手渡された遺体の資料に目をやると、一瞬表情を変える茶子。

それに気づいた朝顔は、死亡した男性のことを知っているのではないかと茶子に尋ねた。

そこで茶子は、30年前に起きたある事件のことを話し始め・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」8話のネタバレ・感想

桑原(風間俊介)が異動を命じられ長野で単身赴任、平(時任三郎)が仙ノ浦に移住したことにより、朝顔(上野樹里)はつぐみ(加藤柚凪)と2人暮らしという家族が離れ離れになりスタートする新章「孤独編」。

仙ノ浦で大衆食堂を営む美幸(大竹しのぶ)が本格登場、さらに法医学教室の新たな仲間に“ウッシー”こと牛島翔真(望月歩)が新登場した。

桑原の引っ越しには非番だった忍(ともさかりえ)が手伝いに。

まだつぐみが生まれる前の新婚当時、平から教え込まれた「なぜ引っ越しに蕎麦を食べるのか」を我が物顔で忍に話すが、すぐさま受け売りであることがバレる桑原。

カップ麺に、ゴミの分別、洗濯、そして“単身赴任あるある”の不倫と釘を刺しまくる姉御肌全開の忍に、桑原はうんざりのご様子だ。

朝顔から送られてきたつぐみの写真に早くも帰りたくなりながらも、やがて2人の話題は万木家へと移っていく。

桑原は自分を温かく受け入れてくれた平に感謝を示しながらも、いまだ行方不明の朝顔の母・里子(石田ひかり)のことだけはずっと触れられずにいた。

「想像はできるけど、その想像も全然足りない。全然追いつかない」。

当事者にしか分からない悲しみ。

踏み込んではいけない、踏み込めない領域が、桑原と万木家の間には存在している。

それでも、家族としてずっとそばにいてあげられるつもりだった。

不運にも、平も仙ノ浦に引っ越してしまい、朝顔は女手ひとつでしばらくつぐみの面倒を見ていくことになる。

発砲のほとぼりが冷めるまでの、しばしの辛抱・・・だといいのだが。

一方の朝顔とつぐみは、お泊まり保育の準備をしていた。

「ママは一人で大丈夫?」「大丈夫だよ。ママ大人だもん」

とつよがりを言ってみせるも、寂しそうなのが表情に出ている朝顔。

法医学教室から家に帰ると、いつもより広く感じる誰もいない茶の間。

「ただいま」と言っても「おかえり」の返事を言ってくれる家族は誰もいない。

晩御飯のおかずはタッパーのまま食卓に並べられた煮物。

家族3人で川の字で寝ていた寝室も朝顔一人だけでガランとしている。

カップ麺と交番に迷い込んできた子犬の相手をしている桑原に対して、お泊まり保育から帰ってきたつぐみと朝顔の夜ごはんは残暑の9月にぴったりの冷やし中華。

ご飯は人と食べると美味しいとは、まさにこのこと。

2人の様子に、家族写真の里子が優しく微笑みかける。

そして、仙ノ浦の平は、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)の思いを受け入れ、義父の家に住み始めていた。

そこで浩之の紹介から出会ったのが、美幸。

海沿いの街というころで魚が美味しいのもあり、だんだんと食堂の常連客になっていく平に、美幸は里子の中学と高校の同級生だったことを打ち明ける。

そこでちょうどよく客が来ることで話は中断してしまうが、里子の手袋が見つかった宮里沼が雪が降り始める前に埋め立てられる予定であることに、

「埋めたからって忘れられるわけじゃないんですけどね」

と不満を滲ませる。

ラストシーンでは、店にある公衆電話にテレフォンカードを入れ、

「もしもし。あたし。美幸。里子ちゃん」

と受話器に話しかける場面が。

美幸もまた震災を経験し、里子を忘れられずにいる一人。

長野、神奈川、東北・仙ノ浦とそれぞれ場所は違えど、共通して登場し、思いを馳せていたのは、里子という存在だった。

第9話では、どうやら牛島にフォーカスが当たる様子。

実家が総合病院を経営しているという生粋のお坊ちゃまで、飄々とした態度が目立っていた牛島だが、予告では朝顔とともに涙を流すシーンも確認できる。

年末に2時間拡大スペシャル、年明けには新春スペシャルと『監察医 朝顔』は新章突入でさらに勢いづいていく。

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ドラマ「監察医朝顔2」9話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、つぐみ(加藤柚凪)と一緒に保育園の運動会に参加する。

楽しそうなつぐみの姿を見つめる朝顔。

同じころ、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)たちは、マンションの前で死亡していた21歳の大学生・小湊真由(愛甲ひかり)の解剖を行っていた。

真由は、全身を11ヵ所も刺されており、死因は背部刺創による出血性ショックだった。

真由が雑誌の人気読者モデルだったため、SNS上にはこの事件に関するさまざまな情報が流れていた。

その中には、真由と親交があったモデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声も上がっていた。

そんな折、高橋(中尾明慶)と牛島(望月歩)が解剖室の掃除をしていると、突然解剖台横の水道が壊れ、水が噴き出す事態が発生。

そのせいで、予定されていた解剖は別の大学に依頼することになってしまう。

翌日出勤した朝顔は、真由の事件について調べるという光子を手伝おうとした。

だが茶子(山口智子)は、修理が終わるまで休んで有休を消化するよう朝顔に指示する。

あくる日、朝顔は、つぐみを連れて仙ノ浦に向かい、平(時任三郎)と再会する。

その後、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)を見舞う朝顔たち。

そんな中、朝顔は、母・里子(石田ひかり)と中学・高校の同級生だったという美幸(大竹しのぶ)と出会う。

一方、桑原(風間俊介)は、発砲した件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられていて・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」9話のネタバレ・感想

今回は読者モデルの大学生・小湊真由(愛甲ひかり)が刺殺され、モデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声がSNSに流れるなか、吉永も刺殺。

さらにSNSで犯人扱いされた橘が自殺を図る。

橘が真由や明日花を殺したと思い込んだ牛島(望月歩)は橘の遺体画像を大学の友人に転送、友人がネットに拡散させてしまう・・・というストーリーが展開。

正義感から法医学者としてやってはならないことを犯した牛島に、朝顔は橘は犯人ではないと告げ

「私たちは死と向き合うからこそ、生きることの尊さを深く知っていなければいけない。目に見えるナイフだけが凶器じゃない」

と涙ながらに語りかける・・・。

朝顔の言葉に

「断罪することもなくただ彼のしてしまったことの重大さを切々と説いていく台詞がとてつもなく重たくて心にしみた」

「目に見えるナイフだけが凶器じゃないって朝顔先生の言葉、色んな人に届くといいな」

「勘違いしてる人に苦言を呈してるというか・・・。正義中毒の人に苦言を呈するというか・・・」

と共感する視聴者多数。

発砲の件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられた桑原は、そこで暗に自主降格を求められる。

その夜、桑原は朝顔にネックレスをプレゼント。

喜ぶ朝顔を見て軽くガッツポーズし洗い物に戻った桑原だが、その後、朝顔に後ろから優しく抱きしめられ「明日帰りたくねぇ~」と心からの笑顔を見せる・・・。

幸せそうな2人の姿に「尊さで死にかけた」「桑原くんと朝顔の2人が可愛すぎて…尊い」「桑原くんと朝顔の幸せそうな顔が何より嬉しい」「朝顔夫婦、家族がずっと幸せでいてほしい」など幸福感に包まれた視聴者からの声が殺到。

一方、仙ノ浦に移り住んだ平だが、つぐみを連れて散歩に出て「道に迷った」と発言したり、ラストでは朝顔との電話を切る際に「じゃあな里子、朝顔によろしく」と告げるなど行動に変化が。

こちらにも「監察医朝顔ってほんとに面白いのになんでこんなに不安気持ちになるの」など、今後の展開に不安を感じた視聴者からの声が殺到している。

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ドラマ「監察医朝顔2」新春スペシャルのあらすじ・ネタバレ

このスペシャルは全編新撮で、朝顔(上野樹里)と桑原(風間俊介)との出会いや、朝顔がつぐみを身ごもってから生まれるまでのことなど、これまで描かれることのなかった朝顔たちの宝物のような物語を描いていきます。

さらに、初めて執刀助手として解剖に臨んだ朝顔のエピソードも明かされます。

初めての執刀助手ということで緊張する朝顔たちのもとへ運ばれてきた遺体は、特殊造形の作家をしている男性で、第1発見者は小学2年生の男児。

遺体は発見時、体中に砂糖がふりかけられているという異様な状況で、遺体の発見現場にあった砂糖ケースからは、なんと男児のものらしき指紋が検出されます。

この男児が事件とどのように関わっているのか。

そして、解剖の結果は?

ドラマ「監察医朝顔2」新春スペシャルのネタバレ・感想

第9話に続き、2時間尺のオンエアとなった今回は全編新撮。

8年前の初々しい朝顔(上野樹里)と桑原(風間俊介)の馴れ初めから、5年前の朝顔の妊娠、出産。

現在の朝顔と平の2人旅まで。

平(時任三郎)の見る夢の中には中学生の朝顔と母・里子(石田ひかり)も登場し、ラストは最新回の物語へと繋がる見事な構成だ。

観ていて思い出したのは、2019年のシーズン1の終わりに特別編として放送された『監察医 朝顔 特別編~夏の終わり、そして~』。

そこでは警官の桑原がネグレクトの子供を法医学教室に連れ、朝顔が対応するといった2人の初めての出会いが描かれていた。

虐待されている子供たちを思い涙を流す桑原に、朝顔がハンカチを差し出し、それがキーアイテムとなって交際へと発展していく。

その時に、桑原の朝顔へのアタックは半年に渡ったとされており、その半年の間の出来事が今回『新春SP』では描かれている。

朝顔は行きつけのもんじゃ焼き「さぶちゃん」で、いつもお好み焼きを注文しては食べきれなかった分を平にお土産として持ち帰っていた。

そんな背伸びをしない、庶民派の朝顔に、桑原が誘ったのは高級料理店の「金華園」。

朝顔はその店の名前も知らなかったほどだ。

事件を通じてまた少し距離を縮めた2人。

今度は朝顔から「もんじゃでいいですか?」と、自分一人では多すぎて注文すらしたことがなかった「さぶちゃん」のもんじゃを誘う。

嬉しさのあまり思わず涙ぐむ桑原。

後の立ち会い出産の際は娘の誕生に号泣だった。

シーズン1の第9話で、桑原が「パパはね、もう泣かないって決めたの」とつぐみに語りかける場面があるが、こうして観ていると取り調べの監察官に立ち向かえるほどにたくましくなった現在までの成長が見て取れる。

「あいつ結婚したら、どんな奥さんになるんだか」

「大丈夫よ。だってあの子・・・」

物語冒頭、平が夢に見る里子との会話は、朝顔と平の2人旅のラストを繋ぐ重要なフックになっている。

里子の言葉の続きは「朝顔は私とあなたの子だから大丈夫。絶対、いいお母さんになる。私が保証する」。

つぐみが今よりまだ幼い頃、必死に母親である自分を必要として泣きじゃくる姿に

「私が生きてる限り、この子のこと大事にしよう」

「この子のためなら何でもしてあげたい」

と朝顔は思った。

その思いを聞いての平、里子の言葉である。

平はこの旅行の後、仙ノ浦に移住。

こうやって日常の中にある当たり前の幸せが描かれば描かれるほど、朝顔が平の後ろ姿に感じた胸騒ぎや、平が朝顔に電話越しに告げた

「じゃあな、里子。朝顔によろしく」

という言葉の真意を考えてしまう・・・。

ほかにも、美容専門の皮膚科から最終的にテレビのコメンテーターを目指していた若き光子(志田未来)の姿や、家でお留守番の桑原とつぐみと一緒にもんじゃを焼く山倉(戸次重幸)と森本(森本慎太郎)、弟をせがみ桑原を困らせるつぐみ・・・と見所たっぷりの『新春SP』。

スピンオフドラマ『森本刑事のオジさん監察日記』(FOD)を含め、『特別編』、今回の『新春SP』と『朝顔』の物語と物語を繋ぐアナザーストーリー、スピンオフ的作品は定期的に制作して欲しいと願う。

次回第10話では、光子が執刀デビューでまさかの事態に。

『新春SP』を経て、シーズン2後編がスタートする。

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ドラマ「監察医朝顔2」10話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)たちのもとへ、緊急で2体の焼死体の解剖依頼が入る。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)が通う保育園に延長保育を頼むと、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)たちと手分けして解剖を行った。

光子たちの好意で先に法医学教室を後にした朝顔は、つぐみを迎えに行き、帰宅する。

と、そこに美幸(大竹しのぶ)から宅配荷物が届く。

その中には、まんじゅうや干物などの仙ノ浦土産のほかに、母・里子(石田ひかり)が合唱部時代に使っていたというピアノ譜も入っていた。

美幸によれば、仕入れの手伝いをしてくれている平(時任三郎)が金を受け取らないので、そのお礼代わりということらしい。

あくる日、朝顔が出勤すると、光子や高橋(中尾明慶)、藤堂(板尾創路)がいた。

朝まで作業をしていたのだという。

そこに、興雲大学の西門で移動販売をしているベーカリーショップ『ホワイトベーカリー』のアルバイト店員・北村愛菜(矢作穂香)がチラシを持ってやってくる。

すると、突然落ち着き気がなくなる高橋。

実は高橋は、ホワイトベーカリーの常連で、新商品が出ればいつも買っているらしい。

そんな中、朝顔たちのもとに、男性の遺体が運ばれてくる。

男は清掃員で、配管のメンテナンス中にビル屋上から転落したとのことだったが、安全ベルトを自ら外したという目撃情報が上がるなど、どこか奇妙だった。

他の案件で立て込んでいたこともあり、解剖は朝顔のサポート下で、光子が行うことになった。

ところがその執刀中、光子は誤ってメスで自身の指を傷つけてしまい・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」10話のネタバレ・感想

『新春SP』を挟み、シーズン2後編のスタートを飾る今回。

高橋(中尾明慶)が思いを寄せるベーカリーショップの北村愛菜(矢作穂香)の登場に法医学教室の面々が「へぇー」とニヤついた顔で眺める一幕は、朝顔(上野樹里)と桑原(風間俊介)の初々しい馴れ初めと重なる。

光子(志田未来)の初執刀は、朝顔が初めてメスを取った際にも重なり、どこか『新春SP』を思い起こさせる構成となっている。

メインのストーリーとして描かれるのは、光子が執刀中、誤ってメスで自身の指を傷つけてしまい、後からその遺体が狂犬病に侵されていることが分かるというものだ。

ニュースとしてすぐに扱われ、つぐみが通う幼稚園にまで病気だと噂が飛び火し、いじめへと繋がってしまう。

朝顔とつぐみに寄り添うため長野から片道4時間をかけてやってくる桑原の優しさ、光子に感染している疑いがあると告げる絵美(平岩紙)の覚悟、無理に冷静を装ってしまう光子の複雑な心情と、第10話は終始観ることに覚悟がいる内容だった。

劇中では狂犬病として扱われているものの、それを私たちが生きるこの世界で今なお猛威を振るい続ける新型コロナウイルスに置き換えたらどうだろうか。

そう考えてしまうのは、シーズン2の前編ラストとなる第9話で、朝顔がおよそ10分間の長ゼリフを持って、私たちに生きることの尊さを投げかけていたからだ。

今回、法医学教室で起こった出来事は、そっくりそのまま現在奮闘し続けている医療従事者の方々に当てはまる物語でもある。

自身が感染者になるかもしれない不安にありながらも、使命を持って、患者の治療に従事する方々が大勢いることを改めて考える機会だ。

朝顔が後ろから光子の肩を掴み語りかける「怖くて当たり前だよ。だって、私たちは生きてるんだから」。

桑原がつぐみに優しく教える

「ママはね、死んじゃった人のために毎日一生懸命頑張ってる。だからさ、誰か何か言ってたとしても、きっとその人たちはみんなが一生懸命頑張ってることを、よく知らないんだと思う。つぐみとパパは頑張ってる人のことを応援してあげよう」

というセリフは、医療従事者の方々への感謝、そして私たちに向けられたメッセージのように思えてならない。

また、物語では認知症らしき症状が出始めている平(時任三郎)の姿も。

自身に好意を寄せる美幸(大竹しのぶ)に気付きながら、段々ともの忘れが激しくなっていくことに自覚し、平は里子(石田ひかり)のハンカチを握り苦悩する。

それはいつか里子をも忘れてしまうかもしれないという不安からか。

朝顔が東京で弾くピアノの音色と呼応するラストは、どこか寂しげで不穏な空気が漂っている。

次回、第11話の予告では、トンネル崩落事故に桑原が巻き込まれてしまう描写が。

そして、入院中の浩之(柄本明)が「里子を返してくれ」と朝顔の手を掴み泣き叫ぶ、胸が締めつけられるようなシーンも。

浩之の心の底に秘めたる思いは、シーズン1からの大いなる布石の一つだ。

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ドラマ「監察医朝顔2」11話のあらすじ・ネタバレ

興雲大学法医学教師では、検事との打ち合わせがあった朝顔(上野樹里)を始め、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)らもそれぞれ仕事に追われていた。

そこに、パンの訪問販売をしている『ホワイトベーカリー』の店員・愛菜(矢作穂香)がやってくる。

実は高橋(中尾明慶)は、来週、愛菜と食事に行く約束をしていた。

朝顔は、薬物の過剰摂取により中毒死した若い男性の遺体を解剖する。

血液からは覚せい剤の成分が検出されたが、不純物が多いことからかなり粗悪な薬物を使用していたものと思われた。

別の大学でも似たようなケースの解剖結果があったことから、朝顔は、解剖する遺体は可能な限り薬物検査をしようと高橋に伝える。

その夜、朝顔のもとに、入院中の祖父・浩之(柄本明)から連絡が入る。

転院することになった浩之は、以前、朝顔に手渡した、里子(石田ひかり)のものかもしれない歯の検査結果を知りたがっていた。

朝顔は、桑原(風間俊介)に電話して事情を伝え、つぐみ(加藤柚凪)を連れて浩之に会いに行くことにする。

あくる日、朝顔とつぐみは、駅まで車で迎えにきた平(時任三郎)とともに浩之が転院した病院へと向かう。

だが平は、何故か以前浩之が入院していた病院に向かってしまった上、面会の予約日も間違えていた。

病院側に調整してもらい、浩之に会うことができた朝顔は、歯を調べていないことを伝えるが・・・。

一方、桑原は、近くのトンネルで不気味な音がするとの通報を受け、巡回に行く。

その場所では、しばらく前からお化けがでるという噂もあり・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」11話のネタバレ・感想

「トンネル崩落事故発生」

「朝顔が現場の責任者に」

「消えた桑原の行方」

「桑原の運命は?」

そんな第11話の予告テロップに誰もが、桑原(風間俊介)が事故に巻き込まれる展開を覚悟していただろう。

以前からお化けが出ると噂のあったトンネルへと巡回に向かう桑原は、崩落事故に巻き込まれるものの、頭部を擦りむいただけで無事だった。

しかし、その頃、東京では忍(ともさかりえ)と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になってしまうのだ。

第12話の予告では必死に、つぐみを捜索する朝顔(上野樹里)と桑原、忍の思いも虚しく、つぐみの背後からトラックが近づく・・・。

つぐみを演じる加藤柚凪(5歳!)は、以前から“大女優”と多くの視聴者から愛でられているが、第11話の言葉ではなく表情で家出の理由を訴える演技は、やはり“大女優”の風格が漂っている。

第10話で桑原から「ママはね、死んじゃった人のために毎日一生懸命頑張ってる」とママを応援しようと教えられるものの、仙ノ浦から帰ってくるや否や仕事に向かっていく朝顔を心配そうにつぐみは見つめていた。

自分が逃げ出せば、きっとママは仕事から解放されて、つぐみを助けに来てくれる・・・そんな考えが、きつねのリュックを背負い真っ直ぐな眼差しで振り向く、つぐみの姿からは透けて見える。

そして、仙ノ浦を舞台にした前半の30分は観ていて、非常につらい展開となった。

浩之(柄本明)から里子(石田ひかり)と思わしき歯を調べるようにと預かっていた朝顔。

第9話で「調べるのもう少し後にする。ガクンときちゃうと思うから」と平(時任三郎)に相談していた朝顔だったが、浩之にその思いはお見通しだった。

「1日でも長く生きてほしい」という孫娘としての思いを伝える朝顔に、浩之から返ってきたのは、あまりにもリアルな本音だ。

「1日でも長く生きてどうする。違うよ。違うんだよ、朝顔。いいんだよ。じいちゃん、もうじゅうぶん。朝顔には、じいちゃんの気持ち分からないよ。久しぶりに帰ってきた娘が津波に遭って死んで、自分だけがのこのこ、のこのこ長い間無駄に生きてる。あの時、里子じゃなくて俺が死ねばよかったんだ。そう思わない日はないよ。返してくれ。朝顔が調べてくれないなら、返してくれ。別の人に調べてもらうから。返してくれ・・・。里子を返してくれ・・・」

心の底に溜まっていた澱みを掬うように、滔々と溢れ出す思いと涙。

そこにオブラートに包むなんて心の余裕はなく、「津波に遭って死んで」と言葉はとても鋭利だ。

2021年1月。

もうすぐあの日から10年が経とうとしているが、浩之のように今も津波の呪縛に苦しんでいる方々がいることを忘れてはならない。

一方、平はもの忘れの症状が激しくなっていた。

浩之が転院した先の病院に、予約した日程も間違え、必ず置き忘れるキーケース、3度目の新幹線の時刻の確認。

思わず息を呑んだのは、ガラケーの待ち受け画面に映し出されていた「仏壇 真ん中 引き出し」というメモ書きだ。

朝顔から里子のハンカチの場所を聞かれ、平はそのメモを確認するためにガラケーをパカッと開く。

それは、すでにもの忘れを自覚している証拠。

朝顔に、もの忘れを指摘され、温厚なはずの平が初めて激昂する。

そんな平に献身的に寄り添おうとしているのが美幸(大竹しのぶ)だ。

認知症に確信を持ち始めた朝顔に告げるのが

「仕事をして、小さい子がいて、お父さんの介護までできるの?こっちのことは心配しないで。私がいるから。何かあったら連絡するから」

という言葉。

その返答は以前から平の異変を察知し、用意していた者の考え方だ。

朝顔の中で一気に不信感が増すが、美幸に頼らざるを得ない現状も確かである。

第12話では、朝顔に歯を渡したのも忘れ、家中を捜す悲しき平の姿が・・・。

さらに、高橋(中尾明慶)が片思いを寄せる「ホワイトベーカリー」の店員・愛菜(矢作穂香)が事件と関わりのあるような描写も。

回を重ねる毎に少しづつ積まれていった“胸騒ぎ”が、もうすぐ音を立てて崩れようとしている。

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ドラマ「監察医朝顔2」12話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)たち興雲大学法医学教室のメンバーは、派遣要請を受け、長野で起きたトンネル崩落事故の現場に向かった。

巡回中に事故に巻き込まれていた桑原(風間俊介)が無事だったことを知ってほっとしたのも束の間、忍(ともさかりえ)と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になったとの知らせが入る。

朝顔は、事故対策現場を光子(志田未来)や絵美(平岩紙)に任せて、桑原とともに万木家へと急いだ。

万木家に到着した朝顔たちは、手分けしてつぐみの行方を探したが、見つからない。

連絡を受けた野毛山署の森本(森本慎太郎)らも、仕事を終えるとつぐみの捜索に加わった。

一方、藤堂(板尾創路)は、バーで働いていたという若い男性・木嶋和樹の解剖を行う。

死因は薬物の過剰摂取で、先日、朝顔が解剖した薬物中毒死の男性と全く同じ成分の覚せい剤が検出されていた。

その際、木嶋の資料を見た牛島(望月歩)は、彼が働いていたバーに行ったことがあると言い出す。

するとそこに、階段から転落したという20歳の女性の解剖依頼が入り・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」12話のネタバレ・感想

行方不明だったつぐみ(加藤柚凪)が無事に見つかった。

パトカーから降りるや否や「ママ~」と大粒の涙を流しながら走ってくる、つぐみ。

全視聴者がホッと安堵した瞬間だ。

つぐみは一人で電車に乗り平塚の近くの無人駅まで移動していた。

それは“じいじ”こと浩之(柄本明)が入院する仙ノ浦に「しんかんせん」チケットを使って会いに行くため。

「だってママが大変だもん。ママ、いっつも大変。つぐみのせいで泣いてる」。

つぐみは朝顔(上野樹里)にずっと言えなかった思いを打ち明ける。

泣きはらした後の晩御飯は、冷え切った身体を温めるおうどんだ。

つぐみの家出は誰のせいでもない。

あえて言えば、少しづつ家族のバランスが変化していった結果。

茶子(山口智子)が法医学教室を離れたことにより朝顔への負担が増し、つぐみの保育園へのお出迎えが遅れていたこと。

平(時任三郎)が仙ノ浦に移住し、桑原(風間俊介)が長野へと単身赴任と、朝顔へのカバーもまともにできていなかった。

つぐみが寝静まった、夫婦2人だけの時間。

朝顔は桑原に溜め込んでいた悩みをドバッと吐き出す。

平のもの忘れのこと、浩之から頼まれた里子(石田ひかり)と思わしき歯をまだ調べないでいること。

朝顔にもやっと朗らかな笑顔が戻る。

つぐみの捜索から朝顔が心を落ち着かせるまで、ずっとそばにいて励まし続けていたのは桑原だった。

「絶対大丈夫。あの子は賢い子だから」と朝顔に前向きな言葉をかけ続け、つぐみには一人で外出したことをきちんと叱りながら「パパとママの大切な宝物」だと、もう外に出ないように約束をする。

何も食べていない朝顔には、「おにぎり作ろうか? 炊飯器洗っちゃいたいから食べてくれると助かります」と話し、さりげなく会話の場を作っている。

そして、桑原は長野から神奈川に戻ってくることを決断。

発砲事件のほとぼりが冷めない桑原を上層部が簡単に許すとは思えない。

それでも、桑原は朝顔に「あなたがつらい時とか、大変な時とか、そういう時にそばにいるために、そのために結婚したんだ」「あなたは頑張ってるよ」と自身の思いを真っ直ぐに伝え手をぎゅっと握る。

人はどんなに悲しい夜でさえ、お腹は空く。

おにぎりを頬張る朝顔に、自然と笑顔がこぼれていた。

一方で、平は認知症の症状が顕著に表れていた。

朝顔に歯を預けたことも忘れ、部屋中を捜し回る平。

桑原は神奈川県警に戻りたいという相談の電話のはずが、朝顔から聞いていた平のもの忘れを受話器越しに痛感することとなる。

元上司であり、義理の父親の変わりゆく姿に、桑原は仙ノ浦に会いにいくことを決める。

また、物語のラストには辞職したはずの茶子が法医学教室にカムバック。

登場するのは第9話ぶり・・・と茶子が言う通りにそこまで久しぶりでもないが、一緒にやってきたのは、ずっと謎に包まれていた若林(大谷亮平)。

藤堂(板尾創路)の「エンバーマーでもよっぽどの人が来んかぎり難しいかもな」というセリフと、第13話の予告で手術着を着た若林から察するに、その正体は遺体衛生保全の技術者で間違いないだろう。

さらに、高橋(中尾明慶)が思いを寄せるベーカリーショップの愛菜(矢作穂香)の髪の毛から覚醒剤の成分が検出される。

「陽性反応」という結果を受け止められずに、分析内容を削除した高橋。

朝顔の前に現れる謎の男、認知症と向き合い始める平の姿も。

家族の形は修復へと向かっていくのだろうか。

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ドラマ「監察医朝顔2」13話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)たちは、覚せい剤の過剰摂取で死亡し、変わり果てた姿になった22歳の女性・松野紗英(依田ゆい)を、何とか元の姿に戻せないかと苦慮していた。

するとそこに、興雲大学法医学教室を去った元教授の茶子(山口智子)が突然現れる。

茶子は、若林昭信(大谷亮平)と一緒だった。

実は若林は、遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーだった。

茶子はヘッドハンティングされ、若林が興した会社のアシスタントエンバーマ―になったのだという。

若林の会社は、エンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目的としていた。

エンバーミングには遺族の同意が必要になるため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。

母親の翠(黒沢あすか)は朝顔たちの提案に感謝するが、父親の武弘(住田隆)は家出した挙句、薬物中毒で死んだ娘のことが許せないようすで・・・。

一方、高橋(中尾明慶)は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から、覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔に伝える。

高橋とともに野毛山署を訪れ、強行犯係の山倉(戸次重幸)に検査結果の資料を提出する朝顔。

山倉は、愛菜がかつて覚せい剤の売人をしていた男と交際していたことから、売買にも関わっていた可能性もあるとして、彼女の身柄を確保するよう忍(ともさかりえ)に指示し・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」13話のネタバレ・感想

シーズン2からの新キャストとして第4話より登場していたものの、ずっと謎に包まれていた若林(大谷亮平)。

その正体はエンバーマーだった。

エンバーマーとは、遺体にアルコールやホルマリン液で防腐処置をして生前に近い姿に戻す技術者のこと。

最後まで自分らしくあるためのお手伝いをしてあげる、残された者が心残りのない別れができるようなサポートを。

それが、エンバーマーとしてアメリカで活躍をしていた若林が、まだエンバーミングがポピュラーではない日本で「株式会社 グリーフケアアンドサポート」を設立した理由。

“グリーフ”とは、大切な存在を失った方が抱える深い悲しみを指す。

茶子(山口智子)は若林の考えに賛同し、そのアシスタントとして新たなスタートを切ったというわけだ。

薬物のオーバードーズで亡くなった紗英(依田ゆい)は、母親の翠(黒沢あすか)が涙すら出ないほど変わり果てた姿となっていた。

エンバーミングは変色を改善させたり、死後変化をさせないことで遺族が生前に近い故人とお別れができる。

愛菜(矢作穂香)の協力もあり、生前に彼女が好きだったメイク、スタイリング、そして額の傷は父親との自慢の思い出だったという知られざる心情を両親が知ることになる。

エンバーミングとは、亡くなった本人を施術しながら、残された遺族の悲しみに寄り添うものだ。

それは遺体の“生きた証”から、最後に伝えたかった思いを明らかにし、遺族の悲しみを癒す法医学者とも通ずるものがある。

朝顔(上野樹里)や茶子と同じように、思いやりを持って遺体に接していた若林。

今後も、茶子と2人で法医学教室を訪ねて来る展開に期待したい。

「私たちは日々生きてるから、何かいろんなことで落ち込んだり、嫌な気分になったりすることもあるけどさ。生きてるって、本当はそれだけですごいことなんだよね。みんな誰かのおかげで生かされてるんだよね」

朝顔が電話越しに平(時任三郎)に伝えたこの言葉は、エンバーミングの意義、そして自分を支えてくれている桑原(風間俊介)の優しさを受けてのものだ。

平は認知症の症状から家中が覚え書きの付箋だらけ、夕飯は具なしの素ラーメンと徐々に生きる気力も失いかけていた。

そんな時に朝顔から電話をもらい、病院へ行く意志を見せるものの、翌日にはその病院へ行こうとしていたことさえも忘れてしまっているという、もはや平一人だけの問題では済まされないところまで来ていた。

第14話では「朝顔 孤独編」が完結。

予告では朝顔の「みんな、おかえり」というセリフとともに、散り散りになっていた家族がまた一つ屋根の下に帰ってくる。

神奈川県警への復帰を模索する桑原が決断した答えに、里子(石田ひかり)を捜すため仙ノ浦に移り住んだ平の思い。

それぞれの人生が新たな物語へと向かう。

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ドラマ「監察医朝顔2」14話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度きちんと話し合おうと決意する。

平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。

一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。

同時に、神奈川県警への復帰を模索するが、話を聞いてもらえない桑原。

事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、個人的な相談だと前置きして、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れることに。

ドラマ「監察医朝顔2」14話のネタバレ・感想

「朝顔 孤独編」の完結となる今回、描かれているのは家族の繋がりだ。

病院に行き、アルツハイマー型認知症だと告げられた平(時任三郎)。

仙ノ浦の家は覚え書きの付箋だらけ。

刻一刻と進行していく父の病状を目の当たりにしても、朝顔(上野樹里)は一緒に神奈川に帰ろうとはなかなか言い出せなかった。

平も朝顔が自分を連れて帰ろうとしていることに気づいてはいるが、娘に迷惑はかけたくない。

そんな心の壁にスルッと潜りこんできたのは、つぐみ(加藤柚凪)だった。

「じいじはいつまでここにいるの? どうして、つぐみとじいじは離れ離れなの?」

純真無垢な言葉の連続に平ははっきりとした答えを言い返せぬまま。

翌日、つぐみからもらった似顔絵を見て、平は自ら「帰ろうかな」と朝顔に切り出す。

「ただいま」「おかえり」と再び万木家に家族4人が集まった。

季節はクリスマス。

寝静まったつぐみの枕元に桑原(風間俊介)サンタがなんとかプレゼントを置き終え、夜の晩酌の時間。

「お父さんがもしサンタさんにお願い事できたら何てお願いする?」

という朝顔の何気ない質問に、平は

「何もないや。今、じゅうぶん幸せだから」

と笑みを浮かべ答える。

横で涙を堪える桑原に、思いがけない返答に驚きつつゆっくりと微笑む朝顔。

少し前まで、「2人とつぐみには迷惑をかける」とこれから終わりに向かっていくことを謝っていた平が、今を生きることを幸せに感じてくれていたからだ。

家族のそばにいたいという思いは、長野県警から神奈川県警に戻れるよう必死に奔走している桑原と1週間休みを取り仙ノ浦へ足を運んだ朝顔、共通にあった。

この「孤独編」でそれぞれが離れ離れになって知った家族の大切さが、この平のセリフと幸せを噛み締めるような笑顔に集約されている。

そして、その「孤独編」ラストを彩るのが、折坂悠太が本作の挿入歌として提供した新曲「鶫(つぐみ)」だ。

楽曲のタイトルは、朝顔の一人娘であるつぐみから。

「夜明けを願う歌であり、親から娘へと希望のバトンを繋ぐ歌」

として書かれたという。

シーズン1、シーズン2と長年ドラマの主題歌として愛されてきた「朝顔」に続く楽曲が「鶫(つぐみ)」である。

桑原を含めた家族としての繋がりはもちろん、第14話には血縁としての繋がりを印象付けるセリフとシーンがいくつかある。

仙ノ浦の家で朝顔と平が話す、お母さん要素とお父さん要素の話。

自分を顧みずに相手を思いやることができる優しい心が里子(石田ひかり)に似たお母さん要素。

その性格はつぐみにもしっかりと受け継がれている。

お父さん要素は朝顔曰く「意外と頑固で決めると譲らない。ビール好きで食いしん坊。あと、夜弱い」。

大衆食堂を営む美幸(大竹しのぶ)だけが気づいていたが、豚の生姜焼きが好物なのもお父さん要素である。

ハンバーグとオムライスが大好きなつぐみも、やがて生姜焼きが好きになっていくのだろうか。

そこは桑原に似ていくのか。

美幸から手渡された、合唱部の定期演奏会でピアノを弾く里子の録音テープを聴いて「上手だね」とつぶやくつぐみは、会ったことのない“ばあば”に思いを馳せる初めてのシーンだ。

第15話からは最終章「家族の時間編」に突入。

平に残された時間、歯の身元、再び生活を共にすることになった朝顔たちの運命。

茶子(山口智子)に、若林(大谷亮平)、桑原を苦しめたあの監察官・五十嵐(松角洋平)も再び登場し、物語は最高潮を迎える。

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ドラマ「監察医朝顔2」15話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)、桑原(風間俊介)、そして娘のつぐみ(加藤柚凪)は、仙ノ浦から戻り、また一緒に暮らすことになった平(時任三郎)と一家四人、水入らずで年末年始を過ごす。

朝顔は、三が日明けに訪ねてくる桑原の両親や忍(ともさかりえ)一家を迎える準備も進めていた。

そんな折、朝顔のもとに茶子(山口智子)から連絡が入る。

承諾解剖の相談だった。

興雲大学法医学教室にやってきた茶子と若林(大谷亮平)は、今回の案件に関して朝顔たちに説明をする。

遺体は猿渡正夫という65歳の男性。

猿渡は、ヨーロッパのとある国のホテルで亡くなっていた。

猿渡は、妻の佳織(美保純)、ひとり娘の優香(菅野莉央)と3人で暮らしていたが、突然姿を消し、家族から捜索願が出されていた。

猿渡の遺体には首をつった痕跡があり、現地での解剖の結果、自殺と断定されていた。

佳織たちは、若林らにエンバーミングのやり直しを依頼した際に、再解剖を希望したという。

佳織と優香から事情聴くと、再解剖を強く希望しているのは娘の優香だった。

実は優香は、野毛山署強行犯係の刑事・森本(森本慎太郎)の学生時代の友人。

森本は、父が自殺したことを信じられない優香に、再解剖という選択肢があると助言していた。

朝顔たちは、優香の依頼を受け、改めて猿渡の解剖を行うことにするが・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」15話のネタバレ・感想

最終章「家族の時間編」のスタートとなる今回。

里子(石田ひかり)のものである可能性があった歯の検査結果が朝顔(上野樹里)に伝えられた。

結果は、里子ではなく、岩手の仙ノ浦から40km離れた宮城県の方のものだった。

それを聞いた平(時任三郎)は「そっか。遠いな」とつぶやく。

朝顔もため息にも似た口調で「遠いね」と。

その距離が意味することはあまりにも残酷だ。

里子の生きた証があるはずと僅かな望みを信じて宮里沼を捜していた平と朝顔。

けれど、その証は津波に流され、遠く離れた見知らぬ土地で今も静かに眠っているのかもしれないのだから。

朝顔は重苦しい空気を変えるように「お母さんの話聞かせて」と平にお願いする。

つぐみ(加藤柚凪)にも後で聞かせるためにと朝顔はスマホで録音を開始。

それに平は「俺も聞きたい。老後の楽しみにする」と一言。

刻一刻と進行していく平のアルツハイマー型認知症は、つぐみでもその異変に気付くほどとなっていた。

かつての同僚との飲みの席で平が言った「できれば迷惑かけないでこっそり一人で死にたい」は、きっと冗談半分、本音半分。

自殺した方の気持ちが分かると朝顔を心配させたこともあった。

それでも平が「あとどれぐらい残ってるか分からないけど、自分に残された時間を朝顔たちと楽しく生きる」と終わりに前向きになったのは、家族の支えのおかげだ。

桑原(風間俊介)は平に「もし、お父さんが僕のこと忘れても、僕がお父さんのこと覚えてるから大丈夫です」と伝えた。

献身的に介護をしていくという、平にとっては未来に向けた希望の言葉。

しかし、その言葉も明日にはきっと忘れてしまっている。

今を生きるための言葉でもある。

そして、桑原は「ごめん」と謝ってばかりの平のために、「ごめん」と言ったら1000円の罰金の制度を敷くことに。

明くる日、つぐみが持っていたのは「ごめんばこ」。

早速、平と朝顔が1000円の罰金となる。

そうやって、少しづつ平の周りからネガティブは消えていった。

これから自分がする話に対して「俺も聞きたい。老後の楽しみにする」と笑顔で言える平は強い。

大切な里子との初デートの記憶。

それだけでなく、いつかは里子の存在ごと忘れ去ってしまうかもしれない。

死にたくなるような恐怖と戦いながら、平は終わりに向かって今を生きているのだ。

そんな第15話のラストは、浩之(柄本明)が入院する仙ノ浦の静愛病院から朝顔にかかってきた「危篤」というあまりにも悲しい知らせで幕を閉じる。

歯のことはどんな結果であれ、里子のものだったと伝えると決めていた朝顔。

第16話の予告で、朝顔は薄れゆく意識の浩之を前に「じいちゃん、あのね・・・」と声を詰まらせる。

朝顔は浩之に真実を伝えるのか。

第16話は涙なしには見られない回となりそうだ。

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ドラマ「監察医朝顔2」16話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、入院中だった祖父・浩之(柄本明)の容体が悪化したとの連絡を受け、岩手の病院へと駆けつける。

朝顔は、浩之が目を覚ましたら、母のものである可能性があった歯の検査結果を伝えようと考えていた。

だが浩之は目を覚まさず、裁判を控えていた朝顔は神奈川へ戻るしかなかった。

一方、神奈川県警に復帰した桑原(風間俊介)は、意外な男と再会する。

それは、以前マンホールを盗んで捕まった今野(上島竜兵)だった。

とんでもないものを見た、といってポケットからチラシを取り出す今野。

それは、10年ほど前に発生し、いまだ未解決だった三田村一家殺人事件の情報提供を呼びかけるチラシだった。

この事件は、30代の三田村夫婦と、7歳の長男が自宅で何者かに殺害されたもので、すべての遺体の右頬が十字を描くように傷つけられていた。

目撃情報などから、知人の市川という男が逮捕されたが、証拠不十分で不起訴になっていた。

今野は、事件現場となった三田村家の近くで、チラシに描かれていた犯人の似顔絵とよく似た男を見たというのだ。

そんな中、思わぬ事件が起きる。

いまも事件当時のまま保存されていた三田村家で、男性の遺体が見つかったのだ。

そして、50代前後と思われるその男性も、同じような手口で殺害され、右頬には十字型の傷がつけられていた。

遺体は、解剖のため興雲大学法医学教室に運ばれ・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」16話のネタバレ・感想

第16話、そして3月8日放送の第17話は、東日本大震災を強く意識した作りとなっている。

最終章「家族の時間編」の括りでありながら、いわば前後編で紡がれるシーズン1を含めた物語のクライマックスにも取れる。

第16話で描かれるのは、遺族にとっての幸せとは何か。

危篤状態の浩之(柄本明)に朝顔(上野樹里)は歯の結果を里子(石田ひかり)のものだったと伝えると決めていた。

しかし、それは40km離れた宮城県の女性のもの。

朝顔は嘘をついてでも、祖父には最後に娘に会えたと思いながら天国に行ってほしかった。

「おかえり」と言ってほしかったのだ。

危篤状態から目を覚ました浩之の元に、朝顔が駆けつける。

つぐみ(加藤柚凪)から代わりにと手渡されたペンギンのぬいぐるみを横に、浩之は夢に里子が出てきたと嬉しそうに話す。

里子が夢に出てきたのは初めてのこと。

その姿は若く、まだ仙ノ浦にいた頃の、高校生のおさげ姿の里子。

朝顔が生まれる前の、今では浩之だけが記憶している娘の姿。

「やっと会えたよ。寂しかったよ」

朝顔はその言葉に、浩之をずっと一人にしてしまっていたのだと自分を咎めてしまう。

動揺もあったのだろう。

浩之を目の前にし、朝顔は歯の話題すらも言い出せぬまま、部屋を後にしていった。

左右に動く視線と震える声、合わせる顔がないというように背中を見せる朝顔に、浩之はもしかしたら

「じいちゃん、あのね・・・」

の先の言葉を感づいていたのかもしれない。

「じいちゃんがこんなにも会いたかったお母さんのこと、嘘ついてじいちゃん何にも知らないまんま死んじゃって、それで本当にじいちゃん救われるのかなって」

「全部、私がお母さんを理由にしてこの場所を避けてたから。じいちゃんを一人にしたのは私だと思う」

この言葉が意味するのは、「孤独編」は平(時任三郎)や桑原(風間俊介)だけでなく、浩之もその物語の中にいたということ。

劇中では朝顔をはじめ、平やつぐみらが浩之に何度も会いに来ていたが、10年間という年月を考えると一人の時間の方が圧倒的に長かったであろう。

その寂しさを紛らわしてくれたのが、仏壇の引き出しにそっと入れていた、あの歯だった。

優しい嘘で取り繕って、浩之は満面の笑みを浮かべただろうか。

その答えはもう分かりはしないが、誰も一人にしてはいけないというメッセージだけは痛いほどに理解できる。

とは言え、朝顔にも生活がある。

浩之を一人にしてしまったというのは、今になって気づいたことであり、解決の難しい、現実的にも多く起こっているであろう問題である。

第17話では、ついに里子の骨が遠く離れた青森の地で見つかる。

里子を抱きしめ、むせび泣く平。

雪の降る青森からそのまま朝顔と平は里子と3人で故郷の仙ノ浦へ。

娘との再会に浩之は何を思うのか。

3月11日を前に『監察医 朝顔』が放つメッセージとは。

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ドラマ「監察医朝顔2」17話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を手伝って、バレンタインデー用のチョコクッキーを焼く。

保育園の男の子に渡したいらしい。

それを知った桑原(風間俊介)は、まだ早すぎると怒り、平(時任三郎)を呆れさせる。

テレビからは、震災以降、月命日のたびに捜索活動を行ってきた宮城県警と地元消防団の活動を紹介するニュースが流れていた。

そんな折、興雲大学法医学教室に生後8ヵ月の女児の解剖依頼が入る。

母親の田崎直子(岡崎紗絵)によれば、食事の支度で目を離したわずかの間に意識がなくなっており、すぐに救急搬送したが間に合わなかったのだという。

朝顔たちによる解剖の結果、死因は気管にプラスチック製のおもちゃが詰まったことによる窒息死と判明する。

野毛山署強行犯係の忍(ともさかりえ)や岡島(斉藤陽一郎)は、虐待の可能性はないのかと朝顔に尋ねた。

直子はシングルマザーで、生活も楽ではなかったらしいが、いずれにせよ子どもが亡くなった場合は虐待の可能性を考慮しないわけにはいかないという。

そして忍たちは、直子のようすがどこかおかしいと感じていた。

朝顔や光子(志田未来)たちも、娘の死を悲しんでいるように見えない直子に困惑し・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」17話のネタバレ・感想

第17話は、里子(石田ひかり)の骨が遠く離れた青森の地で見つかる、まさにこのタイミングでという内容だ。

青森県警から電話で知らせを聞く朝顔(上野樹里)。

受話器の音声にだんだんと強いエコーがかかっていく演出は、嬉しさよりも信じられなさからくる動揺を強く印象づける。

青森に向かう高速バスの中でも朝顔と平(時任三郎)はいつも通り。

桐の箱に入った里子の遺骨を受け取り、平は両手で胸に抱きながらようやくむせび泣く。

週末は神奈川と東北を行き来し、刑事を辞めた後も仙ノ浦に移り住み里子を捜していた平。

しんしんと降りしきる雪は、10年間で積み重なった妻への思いを表しているかのようだ。

『朝顔』ではこれまで震災があった街を架空の「仙ノ浦」と称して、あまり街並みや津波を思い起こさせる建物を映してこなかった。

しかし、この第17話では震災遺構のシンボルである奇跡の一本松や岩手県陸前高田市の整備された街並みが意図的に映し出される。

「津波浸水区間」の道路標識。

アパート5階のベランダに表示された「T.P. 14.5m」のレッドライン。

それぞれ一瞬のインサートであるが、この10年で進んだ街の復興と今も生々しく横たわる津波による爪痕を伝えようとする『朝顔』チームの思いが滲む。

先日、宮城県東松島市で見つかった遺体の身元が、震災で行方不明となっていた女性だったというニュースがあった。

宮城県警のまとめでは、県内でいまも1215人の行方が分からないままだという。

朝顔たちと同じく、家族の帰りを待ち続けている人たちがいることを改めて忘れてはならない。

ようやく里子と会うことができた浩之(柄本明)の表情にも心を掴まれるものがあった。

「お前、青森にいたのか。ずいぶん遠いところまで行ったなぁ」と白く綺麗な指の骨を手に取る浩之。

危篤状態から意識を取り戻したタイミングで遺骨が見つかったのは、朝顔の言う通り、里子の思いを感じずにはいられない。

朝顔と平が里子と3人で神奈川の家に帰った頃、浩之は静かに息を引き取る。

そこに現れる里子らしき手。

浩之の瞳からつーっとこぼれ落ちる涙。

娘に看取られながら最期を迎えられた浩之はきっと幸せだったことだろう。

一方で、朝顔が2人目の赤ちゃんを授かるという新たな希望も。

桑原(風間俊介)やつぐみ(加藤柚凪)が待ち望んでいた命だ。

母親が揃って報告できることに朝顔は「こんな幸せな日が来るなんて思ってなかったな」と喜びを噛み締める。

朝顔たちが、浩之が亡くなったことを知るのはその後だ。

月9史上初の2クール放送となった『朝顔』も、いよいよ残り2話。

予告では、つぐみの名前すら忘れてしまった平の失われていく記憶が映し出されている。

そして、最終回に向け怒涛の展開を迎える仄めかしも。

最終章「家族の時間編」で紡がれる物語、メッセージとは、果たして。

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ドラマ「監察医朝顔2」18話のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)は、平(時任三郎)、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、祖父・浩之(柄本明)の葬儀に出席する。

一方、桑原(風間俊介)は、管理官の五十嵐(松角洋平)から、『三田村一家殺人事件』の捜査に関して、平の同期でもある糀谷(肥後克広)と組むよう指示される。

そんな折、朝顔の元に検視官の伊東純(三宅弘城)から、裏路地で女性の遺体が発見されたという連絡が入る。

葬儀が落ち着いたところで遺体の発見現場へと向かう朝顔。

遺体で発見された女性は、現場の目の前のマンションに住んでおり、マンションの屋上には遺書と女性の靴があったことから、飛び降り自殺ではないかと見られていた。

だが朝顔は、マンションの反対側には開けた駐車場があるにも関わらず、なぜわざわざ狭く入り組んだ裏路地の方へ向かって飛び降りたのか不審を抱く。

遺体は興雲大学法医学教室に運ばれ、認定医の資格を取った光子(志田未来)の執刀により解剖が行われる。

同じころ、野毛山署には意外な人物が現れる。

ドラマ「監察医朝顔2」18話のネタバレ・感想

セミファイナルとなる第18話のラストは、森本刑事(森本慎太郎)が右ほほに大きなヤケドがある男(りんたろー。)に刺されるといった衝撃的なシーンに。

さらにゲストは、第1話のキーパーソンとして登場した松本教授(片桐はいり)がカムバック。

マンションから飛び降りた新井千秋(見方あゆ実)を殺害したと自首してくるのだ。

松本は朝顔(上野樹里)と交流があり、茶子(山口智子)とは20年以上の仲。

茶子が「とてもチャーミングで優秀で冷静な方です」と話す松本は、新井を殺害してはいなかった。

しかし、アシスタントを辞めて引きこもるようになった新井が死に向かっていくのを止められなかったのは事実。

ベンチに座りコーヒーを片手に朝顔へとその胸中を明かす。

「人間はほんのささやかなことでも、自分にとって大切な人のことを関連付けて思い出せる生き物です。その人が来たことがあるだけで自宅に帰るのがつらくなる。その人と一緒に食べたものを食べればその日の光景をありありと思い出す。その人と歩いた道を歩けばしゃがみ込んで歩けなくなる。何てことないものにも全て人間の生きた痕跡が残っているんです。残された人間はそういった痕跡と生きていかなければならない。それは時に幸せでもあるし、今の私にはつらいことです」

第1話の可愛らしい役柄とは一転、思い詰めた表情で話す片桐はいりに思わず息を呑む。

大切な人を亡くした松本の言葉は朝顔にも痛いほど分かる。

仙ノ浦での里子(石田ひかり)や浩之(柄本明)との記憶。

そして、平(時任三郎)の中で、今も朝顔や桑原(風間俊介)、つぐみ(加藤柚凪)との記憶が忘れ去られていっているからだ。

平と一緒に生きていくと決めたはずの朝顔を呆然とさせてしまうのが、平の「つぐみっていう名前にしたんだ。いい名前だな」という一言。

とうの昔の結婚式の話も、3人で暮らしていく話も、2人目の子供も、そしてつぐみのことも何もかも分からなくなっている。

いつかやってくると覚悟していたとはいえ、急にやってきたその時を前に、朝顔と桑原はただ黙ることしかできなかった。

平はつぐみとある約束をしていた。

忘れてもまた思い出せるようにとメモ書きしたのは「つぐみと 生まれてくる子 3人で寝る」。

新たな赤ちゃんが生まれてくることでみんなが自分のことを嫌いになるのではないかと心配するつぐみに、平は「一番大切な人は一人じゃなくていいんだよ。だから、つぐみや妹ちゃんはじいじやパパやママにとって世界で一番大切なんだよ。大好きなんだよ」と愛を伝え、指切りをする。

記憶がなくなっても、感情はそこに残る。

それは平の口から出た結婚式をしてほしいという本音。

朝顔と桑原は平の願いを叶えるために、結婚式を開く。

日取りは3月11日。

最終回では、平が式の中でスピーチを読む。

朝顔たちに届けるメッセージとは。

幸せに包まれた3月11日から、家族は未来へと歩みを進める。

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ドラマ「監察医朝顔2」19話最終回のあらすじ・ネタバレ

朝顔(上野樹里)たちは、凶悪な事件に遭遇する・・・。

野毛山署強行犯係の森本(森本慎太郎)が“頬に火傷の跡がある男”に刺され、血まみれの状態で発見された。

自宅でその知らせを受け、捜査本部へと向かう桑原(風間俊介)。

刑事時代の最後の相棒だった森本が刺されたことに憤る平(時任三郎)も、事件現場に行きたいと朝顔に頼む。

山倉(戸次重幸)たち野毛山署の刑事たちは、森本が刺された現場周辺で犯人に繋がる痕跡を探していた。

山倉は、朝顔とともに現場にやってきた平に、2011年に起きた三田村一家殺人事件と、その三田村邸で最近発生した男性殺害事件との関連性にも言及する。

一方、興雲大学法医学教室では、茶子(山口智子)の協力も得て、三田村一家殺人事件に関する当時の解剖資料や、関連した論文などを検証し直す。

桑原は、管理官の五十嵐(松角洋平)とともに、三田村一家殺人事件の容疑者として逮捕されたものの、証拠不十分で不起訴になった市川(平原テツ)から話を聞く。

ところがその矢先、森本を襲った“頬に火傷の跡がある男”が新たな凶行におよび・・・。

ドラマ「監察医朝顔2」19話最終回のネタバレ・感想

「生きていると悲しいこともつらいこともあるし、幸せなことばかりじゃないけど、それでも私たちは生きていく。この世界で」

月9ドラマでは初の2クール放送として昨年の11月2日よりスタートした『監察医 朝顔』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。

当たり前に流れていくこの日常、今を大切に生きること。

このシーズン2で作品が伝えていたのは、そんな誰もが分かっていながらもいつの間にか忘れてしまう、心のあり方のように思う。

2019年放送のシーズン1から一貫していたのはスリリングな事件と表裏一体にある家族の日常。

食卓を囲む朝ごはんと夜ご飯に、1日の疲れを癒すお風呂、そして朝顔(上野樹里)、つぐみ(加藤柚凪)、桑原(風間俊介)で川の字になっての就寝。

丁寧で温かな生活描写が、平(時任三郎)を含めたこの一家の毎日をいつまでも観ていたいと、作品自体の大きな魅力に繋がっていた。

第2シーズンにて新たに描かれたのは、里子(石田ひかり)の遺体を巡る東日本大震災、さらに平が発症するアルツハイマー型認知症についてだ。

遺族にとって消えない後悔と幸せの形。

被災した者、遠くで何も出来なかった者、それぞれ当事者にしか分からない悲しみと苦しみの念。

娘を亡くした浩之を演じた柄本明の名演を中心に、胸に迫る一つひとつのシーンが、視聴者にまた新たな角度から3月11日を考えさせるきっかけとなった。

クランクインした2019年の第1シーズンに始まり、図らずも第2シーズンのクランクアップの地になったという岩手県陸前高田市をはじめとした被災地に寄り添い続けたキャスト・製作陣だからこそ伝えられるメッセージがある。

仙ノ浦から神奈川の家に帰ってきた平は

「あとどれぐらい残ってるか分からないけど、自分に残された時間を朝顔たちと楽しく生きる」

と誓った。愛おしいつぐみの名前も忘れてしまうほど、残酷にも悪化していく症状。

リハビリホームを紹介し、人生の後片付けを援助する茶子(山口智子)の手助けもあり、平は朝顔と桑原が挙げる結婚式で7分に及ぶスピーチを読む。

毎日が楽しく幸せなこと。

妻の命日でもある3月11日が今年は大切な日になったこと。

スピーチを読み終え拍手を贈られる平が小さな声でつぶやく「今日のこと忘れたくないな・・・」という原稿には書いていないアドリブの一言が、彼の心情をありありと表している。

1年後、卒園式を迎えたつぐみ。

出席した平は、症状がさらに悪化しているのか無の表情を浮かべている。

式で歌われるのは「マイ・ウェイ」。

奇しくも、里子が学生時代にコンクールでピアノ伴奏を弾いていた、家族にとっても思い出の詰まった楽曲。

大きな声で愛らしく歌うつぐみの姿を見て、平は表情にゆっくりと光が漲っていき「可愛いな」とつぶやく。

横には里子の名前から命名したと思われる次女・里実を抱える朝顔。

未来への希望が詰まったラストシーンだ。

朝顔のスマホで録音していた平の里子との馴れ初め話がエンドロールで流れていたのも、終わらない日常の延長線のようで温かい気持ちになった。

ほかにも、第9話で朝顔がおよそ10分間の長ゼリフを持って私たちに投げかけた生きることの尊さ、第10話で描かれる医療従事者の苦労は、コロナ禍における『朝顔』からのメッセージであり、その答えはやはり朝顔が話す「それでも私たちは生きていく」に行き着くのだと思う。

これは年始に放送された『新春SP』を観て強く感じたことだが、『朝顔』はこれからも定期的に放送してほしいと強く思う。

スピンオフ的作品として相性が良いこと。

何よりも、平にはつぐみの卒園式を見届けるだけじゃない、桑原家と約束した旅行の約束、“ごめんばこ”の続き、つぐみと里実と3人で寝る約束、里子との思い出話を聞く老後、とやり残したことがまだまだある。

そして、3月11日を風化させないこと。

番組自体にも強い使命と意義があるのではないだろうか。

また来年とは言わないが、いつの日にかまたこのチームが再結集されることを切に願いたい。

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